注目企業インタビュー

建設
施工管理に特化したコンサルを通じて
皆が憧れる建設業界をつくり、日本を支える
SSCセコカンコンサル 株式会社
代表取締役 加藤 章剛
PROFILE
アスベスト除去の施工会社に勤務し、施工管理業務に携わる。多重下請け構造により、職人に適正な報酬が支払われない現状を知り、建設業界の仕組みを変えたいと2023年に独立。事業拡大に伴い、2025年にSSCセコカンコンサル(株)を設立した。職人全員が誇りを持って仕事に臨める環境をつくるべく挑戦を続けている。
COMPANY DATA

SSCセコカンコンサル 株式会社
- 住所
- 〒 465-0053
愛知県名古屋市名東区極楽4-1405
栄寿ハイツ201 - URL
- https://ssc-sekokan-consul.com/


建設業界の慣例に切り込み、施工管理を中心に、職人全員が活躍できる社会を目指すSSCセコカンコンサル(株)。アスベスト除去という仕事に真摯に向き合う加藤社長の思いに、元ボクシング世界王者の村田諒太さんが迫るインタビュー。
業界の構造を変えるために独立を決意
村田 アスベスト除去工事の施工管理業務を手がけるSSCセコカンコンサル(株)さん。まずは、加藤社長のこれまでの歩みを教えてください。
加藤 私は長く建設業界に身を置いていて、アスベスト除去の施工会社に勤めていました。主に施工管理技士として、現場の管理に携わっていたんです。
村田 現場の第一線で活躍してこられたのですね。独立のきっかけはどのようにして訪れたのでしょうか?
加藤 建物の多くはゼネコンが元請けになりまして、その下には、一次下請け、二次下請けと多くの会社が絡んできます。私はもともとアスベストの除去業者で末端にいましたから、それまでに中間マージンがどんどん抜かれていってしまうんです。アスベストという危険な鉱物を扱って、職人さんたちがこんなにも身を粉にして働いているのに、それに見合った対価が支払われないという現状があるんです。十分な対価がなければ、職人さんもきちんとしたサービスが提供できず、悪循環に陥ってしまいます。そこで、そうした環境を変えるために自分にできることをしようと、2023年に独立しました。そして事業拡大に伴い、2025年に当社を設立したんです。
施工管理兼コンサルタントが現場を担う
村田 過酷な状況で頑張っている職人さん全員が、真っ当に評価される環境をつくりたいと考えたのですね。具体的な業務内容についても、ぜひ教えてください。
加藤 当社は施工管理者として、業者とお客様との間に入るコンサルタントのような立場を担っています。アスベスト除去の施工管理業務を、届出から事前調査、処理までワンストップで手がけているんです。アスベストのレベル1〜3まですべての除去工事に対応できますし、協力会社を含めた総勢50名の機動力を生かし、工期を守りながら丁寧な業務進行を心がけています。
村田 まさにプロフェッショナルの仕事ですね。お客さんと除去業者さんを結ぶ役割を果たされているわけですね。
加藤 ええ。当社が施工管理兼コンサルタントとして見積もり段階から参入することで、お客様のニーズに合う予算を加味しながら、除去業者に適正価格の対価が支払われる仕組みをつくることができます。業者の選定についても、「早く終わらせたい」「安全に進めてほしい」といったお客様のご要望に応じて、最適な業者を配置していくんです。
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