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注目企業インタビュー

鉄骨工事一式から建築金物の製作まで<br />
職人が安心して働き続けられる会社へ

建設

鉄骨工事一式から建築金物の製作まで
職人が安心して働き続けられる会社へ

日昇興業 株式会社
代表取締役 渡辺 将人

PROFILE

小学3年から高校生までサッカーに打ち込む。15歳で現地の言葉もわからないまま1ヶ月ブラジルにサッカー留学をするなど、ハングリー精神を持ち、本気でプロを目指していた。18歳で実家が営む鉄骨工事会社に入社し、修業を積む。26歳の時に個人事業主として独立。その後、2022年6月に日昇興業(株)を設立した。

COMPANY DATA

日昇興業 株式会社

住所
〒360-0853
埼玉県熊谷市玉井4-50
URL
https://nissho-kougyo.com/

鉄骨建方工事や鉄骨工事を手がける日昇興業(株)。同社を率いる30歳の若獅子が渡辺将人社長だ。職人が長く働ける環境をつくるため、自社工場で建築金物の製作を始めた同氏。鋭い洞察力と行動力を生かし挑戦を続けてきたその情熱に、タレントの矢部美穂さんが迫った。


 

10代から鉄骨工事一筋

矢部 渡辺社長が建設業界で独立されるまでの歩みを詳しく教えてください。

渡辺 私の実家は当社と同じ鉄骨工事の会社を営んでいるんです。祖父が起業し私が子どもの頃は叔父が社長、父が専務で経営していました。私にとって鉄骨工事の仕事は昔から身近だったんです。ですから高校を卒業した後は、自然な流れで実家の鉄骨工事の会社で働くようになりました。そこで約8年修業を積み、26歳で個人事業主として独立したんです。当時は営業の経験がなく苦労しましたが、何とか事業を軌道にのせ、2022年6月に当社を設立したという次第です。

矢部 ずっと鉄骨工事一筋でお仕事に取り組んでこられたのですね。日昇興業(株)さんの事業についてぜひ、詳しくお聞かせください。

渡辺  当社は、鉄骨を組んで建物の骨組みをつくりあげる鉄骨建方工事を行っています。その中で、鉄骨をボルトで接合する本締工事や、骨組みに必要な金属を溶接して用途に合った形にする鍛冶工事も行うんです。骨組みに使用する鉄骨や、骨組み自体にゆがみがあると建物の安定性や強度に大きな影響を与えます。ですから、非常に精密な作業が求められるんです。現在は主に、物流倉庫、工場、マンションなど大型施設の鉄骨建方工事に携わらせていただいています。

矢部 それはすごい!非常にスケールの大きなお仕事で驚きました。
 
 

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