PROFILE

1994年生まれ、福岡県北九州市出身。19歳でフロアコーティングメーカーに就職し、約4年の勤務を経て独立。2018年、福岡市中央区に（株）FRONT LINEを設立し、水性コーティングに特化した施工で数多くの実績を残す。自社営業でさらに広い市場を獲得しようと、2度目の起業として（株）LSCを設立した。

COMPANY DATA

住宅などのフロアコーティング工事を中心に事業展開する（株）LSCと（株）FRONT LINE。施工者とエンドユーザー、双方にとって安心・安全な水性塗料を国内に普及させようと奮闘する中尾高明社長に、タレントの嶋大輔さんがインタビューした。

フロアコーティング事業で仲間と独立

嶋　福岡市で（株）LSCならびに（株）FRONT LINEを経営されている中尾社長。どちらの会社もフロアコーティング事業をメインに展開されているそうですね。

中尾　はい。（株）FRONT LINEは、私が以前に勤めていたフロアコーティングメーカー関連の工事会社として設立し、2023年現在で6年目を迎える会社です。一方の（株）LSCは、前職での営業経験を生かし、自社営業によってより大きなマーケットに挑戦しようと始めた2つ目の会社で、フロアコーティングを軸にしつつ、網戸やカーテンレール、テレビアンテナ、エアコン、防カビコーティングなど、家を買うと必要になるような各種の工事を幅広くご提案しています。

嶋　もともと営業マンとしてご活躍されていたことが、糧になっているのですね。前職では、全国でも一番の営業成績を残されたとうかがいましたが、なぜ、独立されたのですか？

中尾　仕事自体は非常に充実していて、やりがいを感じていたのですが、協力してくださる施工会社の方やエンドユーザー様に向けてより何かを還元したいという思いが、徐々に強くなっていったんです。例えば自分に子どもが生まれた時にも、自信を持って話せる仕事を追求したい——そう感じていた時期に、自動車販売事業に携わっている地元の仲間が同じ悔やしさや苦しみを感じていたことを知ったんです。その仲間と二人三脚で立ち上げたのが、（株）FRONT LINEになります。現在は、私が前職の会社から施工案件をいただく形を取り、事業の軸として展開しているんですよ。