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注目企業インタビュー

後継者のいない中小企業をM&Aで救う<br />
企業価値を上げ、資金調達で事業継続へ

スペシャリスト

後継者のいない中小企業をM&Aで救う
企業価値を上げ、資金調達で事業継続へ

タフコンサルティング 株式会社
代表取締役 髙畑 豊

PROFILE

1961年生まれ、東京都出身。高校卒業後、千葉県警、海上自衛隊での勤務を経て都内の信用金庫に就職し、約18年にわたり中小企業への融資を担当する。信金を退職後は食品関係の中小企業に経理・財務担当として入社し、数々の企業買収に携わる。そこで身に付けたM&Aによる企業価値向上のノウハウを生かすべく、2019年にタフコンサルティング(株)を設立した。

COMPANY DATA

タフコンサルティング 株式会社

住所
〒108-0072
東京都港区白金3-1-13
URL
URL https://www.taf-yt.co.jp/

タフコンサルティング(株)は、中小企業のM&Aを支援し、後継者難の経営者に、会社継続への希望の光をもたらす存在だ。中小企業の技術やノウハウを次の会社に引き継ぐことで守っていきたいと話す髙畑社長に、タレントの矢部美穂さんがインタビューした。


海上自衛隊員からM&Aの参謀役に

矢部 髙畑社長は、中小企業を対象に、M&Aによる企業価値向上のためのコンサルティングをされているそうですね。これまで、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか?

髙畑 私は学業を終えると警察官になり、千葉県警で4年半務めた後、海上自衛隊に入隊して5年の任期を満了しました。適性があったため、潜水艦の乗組員も経験したんですよ。

矢部 意外なご経歴をお持ちですね!そこからの展開が気になります。

髙畑 金融関係の仕事に興味があったので、除隊後は都内の信用金庫に入行して18年ほど勤めました。その経験を生かす形で、食品小売の中小企業に経理として転職し、財務管理を任されるようになったんです。M&Aについても、そこで初めて経験しました。

矢部 M&Aというと、強大な力を持つ企業が、自身より小さい会社を買収する「弱肉強食」のようなイメージがありますが、髙畑社長はどのようなM&Aを手がけられたのですか?

髙畑 私が手がけたのは、単に会社を大きくするための企業買収とは目的が少し異なります。前職の会社の場合、私が入社した時点で年商が80億台で推移していましたが、当時50代前半の社長には後継者がいませんでした。そこで、財務を任された私が参謀役となり、社長と二人三脚でM&Aを通じた企業価値の向上に乗り出したわけです。通常、後継者のいない会社は金融機関からの資金調達も難しくなりますが、M&Aを繰り返して企業価値が上がれば、その問題をクリアすることが可能です。実際、元は食品と雑貨の小売業だったその会社は、10年間で15社のM&Aを成功させることで、食品の小売業を展開する年商400億円規模の会社に成長しました。

矢部 10年で年商5倍を達成されたのですか!それはすごいです!

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