注目企業インタビュー
親心を原点に切り開いた挑戦の道
子どもへの思いが宿る2つの拠り所
子どもの名を冠した2つのお店
石黒 現在は、先ほどお話にありました「パブ・スナックRio」と、その目の前にある「虹羽-Kohane-」の2つのお店を経営されているそうですね。それぞれの特色を教えていただけますか?
堀田 「Rio」は娘の名前、「Kohane」は孫の名前から付けました。「Rio」は2026年8月で12年目を迎える通常営業のスナックで、「Kohane」は2025年9月にオープンした貸切専用の店舗です。常連のお客様から「内輪だけでゆっくり飲みたい」というお声をいただいていたので、そのニーズに応える形でつくりました。
石黒 貸切専用は、ありそうでなかったサービスですよね。お客さんの反響はいかがですか?
堀田 皆さん、本当に楽しそうに過ごしてくださっていて、リピートいただくことも増えてきました。
石黒 お店の内装も印象的で、キラキラとした装飾が目を引きますね。
堀田 ありがとうございます。実は、スワロフスキーをデコレーションする資格を持っていて、せっかく自分でお店を出すなら好きなことを全部やってしまおうと思い、内装の飾りつけはすべて私が手がけました。通ってくださっているお客様には、無料でスワロフスキーの小物をつくって差し上げることもあります。
石黒 お客さん一人ひとりへの気遣いが、随所に感じられますね。接客で特に大切にされていることは何ですか?
堀田 「自分が楽しく話せれば、相手も楽しい」ということです。自分がマイナスな気持ちでその場にいるとお客様にも伝わってしまいますから、楽しく仕事ができる雰囲気づくりをお店全体で心がけています。
自分らしく挑戦し枝葉を広げる
石黒 12年間もお店を続けてこられた秘訣は何でしょうか?
堀田 過去にとらわれず、未来も見据え過ぎず、その都度無心で取り組んできたからだと思います。ここがなくなると子どもたちが路頭に迷ってしまう、という責任感で、毎日がむしゃらに働いてきました。最近は一番下の子が大学を卒業し、私としても大きな区切りがついたので、少しだけ今までを振り返ってみようと思っているところです。
石黒 しっかりと歩まれてきた道のりが、堀田代表のお人柄に表れている気がします。スタッフさんとのご関係はいかがですか?
堀田 現在働いてくれているスタッフは、みんな本当に素敵な方です。最初にお伝えしたように、私自身、職場の環境で苦しんできた経験があるからこそ、スタッフには同じ思いをさせないように心がけています。
石黒 では最後に、今後の展望についてお聞かせください。
堀田 2026年の夏から秋頃にもう1店舗オープンする予定です。また、近いうちに親子でドローンの一等資格を取得する予定でして。息子は映像や編集の仕事をしているので、いずれ一緒に何かできたら嬉しいですね。他にも、以前からスワロフスキーに関するお店を始めてみたかったので、いつかオープンできたらいいなと思っています。
石黒 聞いているだけでワクワクしますね。子どもたちのために頑張る姿に共感するとともに、思いきった転職や幅広い資格の取得など、やりたいことに果敢に挑戦し、しっかりご自分のものにしていく生き様――とても尊敬します。きっとお子さんたちも、お母さんの背中を見て追いかけていると思いますよ。
堀田 石黒さんにそう言っていただけると励みになります。今後も資格や経験を生かし、興味のあることに自分らしくチャレンジしていきます!

1 2

GUEST COMMENT
石黒 彩
常に前を向いて、さまざまなことに挑戦し続けてきた堀田代表。強く、温かく、そして優しいお人柄に感動しました。お子さんのために変化を恐れず奮闘してこられたこれまでの人生に、リスペクトしかありません。そして今後も、お子さんへの思いが宿った2つのお店が、多くの方の“楽しい”場所であり続けることを、私も願っています!