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注目企業インタビュー

従来の英語教育とは一線を画すメソッドで<br />
ネイティブにも違和感のない上質な英会話を

教育・スクール

従来の英語教育とは一線を画すメソッドで
ネイティブにも違和感のない上質な英会話を

英語道場 升砲館
館長 ショーン・ツジイ

PROFILE

文化人類学者。1972年生まれ、京都府出身。英国オックスフォード・ブルックス大学大学院修了。1995年「ツジイイングリッシュスクール」を立ち上げ、英語発音指導を軸とする教育事業に携わる。2015年、長年にわたり洗練させてきた指針のもと、「英語道場 升砲館」を開設した。東京と京都で指導。欧米文化の中に自然に溶け込んだ上質な英語を話せるようになるメソッドで、全国・海外から多種多様な分野で活躍する生徒を集めている。

COMPANY DATA

英語道場 升砲館

住所
〒 600-8416
京都府京都市下京区松原通烏丸西入ル玉津島町294-312
URL
https://shohokan.net/

 

誰の前でも物怖じしない本物の英語力を

インタビュアー タージン

タージン これまでの英語教育の常識を覆す独自のメソッドで人気を博す「英語道場 升砲館」さん。まずはショーンさんの現在までの歩みから教えていただけますか?

ショーン 私は、日本で生まれてロサンゼルスで育った英語話者の母と、京都出身の日本語話者の父との間に生まれました。そうした背景もあり、小さな頃から、家庭ではほぼすべて英語でコミュニケーションを取っていたんです。アメリカに住む祖父母が歴代の大統領と親交があるという特別な環境で育ったため、私も「大統領の前でも自分を表現できる人間になりなさい」と言われて育ちました。そのような環境と教えに恵まれたことが、今の自分をかたちづくる大きな支えになっていると感じています。

タージン ご家庭の中で、社会に出るための姿勢を学ばれたのですね。そんなショーンさんが、日本で英語を教えようと思われたきっかけは何でしたか?

ショーン 私は日本の武道が好きで、特に幕末の剣術家である山岡鉄舟を大変尊敬しています。江戸無血開城が実現した時、新政府側の猛者たちがついに刀を抜けなかったのは、幕府側の背後に山岡が控えていたからだと伝えられています。これこそ、戦わずして勝つ、の戦略です。その精神を英語教育に当てはめれば、行き当たりばったりの方法にとらわれず、盤石の体制で必勝を確信できるような知識と技術を体得することができます。そうした英語教育を届けたいという思いに駆られ、1995年から「ツジイイングリッシュスクール」を立ち上げました。そして、より本物の英語発音やコミュニケーション術を広めるべく、2015年に「英語道場 升砲館」を設立したんです。

タージン 日本の古き良き精神を英語教育に反映されるとはとても驚きです。その思いを一貫し、現在まで活動を続けてこられたのですね。

ショーン ええ。現在は専門的なノウハウを基盤に上級者向けの英語発音指導を行う他、雄弁術、アドリブ話法、コミュニケーション術などについての指導を手がけています。おかげさまで、これまでの英会話、発音矯正、スピーチの指導歴は20年以上、2万時間を超えることができました。約5万人以上の生徒様に関わらせていただき、大学教授や英会話講師、通訳者、洋楽シンガーなど、多彩な分野で活躍されている方の指導もお任せいただけています。
 
 

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