注目企業インタビュー

サービス
基本の楷書から人気の花文字まで指導
目標に合わせて学べる大阪の書道教室
鴻雲書道会
代表 柳原 啓二(雅号:柳原 蘭訪)
PROFILE
小学生から書道教室に通い、大学時代はペン習字も習う。就職後も腕を磨き、師範の資格を取得。書道の奥深さに魅了され、2010年9月に「鴻雲書道会」として書道教室をスタートさせた。その後はコロナ禍の影響で一時中断し、2024年9月から新たに書道教室を再開。雅号は「柳原 蘭訪」。基本の楷書を重んじる“鴻雲流”の指導で、一般的な書道やペン字、花文字など幅広い分野の指導を手がけている。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 547-0044
大阪府大阪市平野区平野本町3-3-27 - URL
- http://www.kouun-shodou.sakura.ne.jp/
https://www.instagram.com/rannpou_yanagihara/

インタビュアー タージン
タージン 大阪市平野区にて書道教室を手がけられている「鴻雲書道会」さん。さまざまな場所で指導をされているそうですね。
柳原 ええ。地下鉄平野駅から徒歩7分の場所に構える教室を軸に、アリオ八尾のセブンカルチャークラブなど、店頭レンタルスペースを含む2ヶ所で生徒さんを指導していますので、通いやすい教室を選んでいただけます。長年にわたる書道経験を生かし、基本の楷書を重んじる文字教育をご提供しているんですよ。
タージン 書は一生ものですからね。やはり、書道の基本は楷書にあるのでしょうか。
柳原 タージンさんのおっしゃる通り、書道には楷書、行書、草書などの書体がありますが、楷書はすべての基本となる書体です。楷書を学んでいなければ自己流になってしまうため、手本をまねして練習を続けていても上達するのは難しいと思います。逆に楷書をきちんと身に付けておけば、どの書体においてもバランスの良い崩し方ができるようになり、個性を出しつつ、きれいな字を書けるようになるんですよ。
タージン 自身の好きな字を最初から書こうとするのではなく、基礎を大事に固めていかなければならない、というわけですね。「鴻雲書道会」では、現在どのような層の方が生徒さんとして来られているのですか?
柳原 当教室はお子さんから大人まで年代を問わず、一人ひとりの目標に合わせて選べる豊富なコースをご用意しているんです。例えば「書道コース」では、先ほどお話ししたようなポリシーで書道を丁寧に指導しています。また「学生コース」では幼児から小学生、中学生を対象に毛筆と硬筆を。「実用・筆ペンコース」では封筒や冠婚葬祭時の記載など、普段の生活に必要な美しい字をマスターしていただきます。他にも、書道師範となるための「指導者コース」なども展開していますね。特に「花文字コース」では、龍、魚、鳥などの縁起の良い絵と文字を組み合わせる中国の伝統芸術・花文字の書き方を学ぶことができます。花文字は自分の名前や会社名を書いて縁起を担いだり、お子さんやお孫さんの命名書にしたり、開店祝いなどのプレゼントにもぴったりなんですよ。
タージン 書道を習う目的は人それぞれですから、コースがたくさんあるのはありがたいですよ。先ほどからご説明も丁寧ですし、柳原代表の柔軟な指導なら誰でも安心して書道を楽しめると思います。今後の目標についても、ぜひ教えてください。
柳原 私の目標は、「日展」という日本最大の総合美術公募展覧会に入選をすることです。そして生徒の皆さんと共に、同じ目標に向けて挑戦を続けたいですね。当教室では無料体験も行っていますので、より多くの方に書道の魅力を伝えていけるよう力を尽くしていければ嬉しいです。