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注目企業インタビュー

自分のペースでプログラミングを学べる<br />
論理的思考を養い個性を伸ばすスクール<br />

教育・スクール

自分のペースでプログラミングを学べる
論理的思考を養い個性を伸ばすスクール

竹見台プログラミングスクール
代表 日下部 和隆

PROFILE

1963年生まれ、大阪府吹田市出身。工業高校卒業後、情報処理企業を皮切りにIT業界へ。コンピューターオペレーターやSEを経て、47歳から約6年間、電機メーカーによる中国の原子力発電所プロジェクトに参画。2024年、「竹見台プログラミングスクール」を開業した。

COMPANY DATA

竹見台プログラミングスクール

住所
〒565-0863
大阪府吹田市竹見台3-4-1 桃山台ヒルズ(集会室)
URL
https://t-pgs.com


 

インタビュアー 嶋 大輔

 2024年にオープンされた「竹見台プログラミングスクール」さん。日下部代表は、スクールを開く前からIT業界で経験を積んでこられたのですか?

日下部 はい、40年ぐらい前に情報処理企業に就職して、汎用コンピューターのオペレーターからキャリアをスタートしたんです。その後は、都市銀行やいくつかの会社で常駐SEとして働き、何度かITの世界を離れては、また戻ってくるという道のりを歩んできました。40代後半から50代前半の間には、中国の原子力発電所のシステム設計に携わるため、日本と北京や大連などを往復していたこともありますよ。

 海外でもご活躍されていたのですね。そんな日下部代表がプログラミングスクールを始めようと思ったきっかけが気になります。

日下部 近年、小学校から高校でプログラミング教育が必修化されましたよね。2025年度からは大学入試にも「情報」という教科が加わったので、このタイミングで始めようと思ったんです。また、60代に入ったので、そろそろ自分で自分の働き方を決めてもいいのでは、という思いもありました。

 私も日下部代表と年齢が近いのですが、IT全般に疎くて・・・(笑)。子どもたちがプログラミングを学ぶメリットはどんなところにあるのでしょうか?

日下部 仕事に直結するスキルを学ぶ以上に、論理的思考を身に付けることの意義が大きいと思います。プログラミングは、コンピューター処理の順番や繰り返し、条件分岐など、いくつかの単純な命令を組み合わせ、自分が求める答えの出し方を考えていく作業です。これに習熟していくと、例えば何か質問をされたときに、相手がどんな情報を欲しがっているのかわかったり、問題解決の道筋をつかめたりするようになります。論理的思考はあらゆる勉強に役立つ力ですから、早いうちから鍛えておくと、将来の選択肢も広がると思いますよ。

 いろいろなことに応用が利く知識なんですね。「竹見台プログラミングスクール」さんの特徴についてもぜひ教えてください。

日下部 生徒一人ひとりがプログラミングで何を目指すのか、目標に即した指導を行っている点です。初めはゲーム感覚で解ける教材でプログラミングの楽しさに触れてもらい、徐々に本格的な内容に進むことで、無理なくステップアップすることができます。その際、当然覚えるスピードや進め方などは人それぞれですから、どんどん先へ行きたい子にはブレーキをかけず、自分のペースでじっくり進めたい子には、焦らずじっくり学んでいけるよう、個々の性格に合わせた指導を心がけています。親御さんに安心してもらえる教室であることを第一に考えていますので、ご興味のある方はぜひ参加していただきたいです。

 IT音痴の私に、日下部代表はわかりやすくプログラミング教育について教えてくださいました。今後の社会でますます必要になる論理的思考が、プログラミングを通して身に付くと聞いてとても勉強になりましたね。明日を担う子どもたちのために、豊富な経験で蓄えた知識を存分に生かしていってください!