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注目企業インタビュー

解体・リサイクル・建設事業を通じて<br />
明るい未来を次代の子供たちへ紡ぐ<br />

建設

解体・リサイクル・建設事業を通じて
明るい未来を次代の子供たちへ紡ぐ

ARMS 株式会社
代表取締役 榛葉 真幸

PROFILE

前職の解体会社にて専務として勤務するも、経営が傾き倒産。個人で解体業者を新規で立ち上げ、2023年9月に法人化。ARMS(株)を設立する。現在は解体作業をメインに、産業廃棄物の収集運搬や温室設備工事、リフォーム工事まで幅広く事業を展開中だ。

COMPANY DATA

ARMS 株式会社

住所
〒 431-1111
静岡県浜松市中央区伊左地町1830-49
URL
https://arms-hamamatsu.com/
 

名高 静岡県浜松市を拠点に解体・リサイクル・建設事業などを手がけていらっしゃるARMS(株)さん。まずは、榛葉社長のこれまでの歩みから教えてください。

榛葉 私は以前勤めていた会社で解体業を専門に手がけていました。専務という立場まで務め、後継ぎの話までいただいていたのですが、途中でその会社が倒産してしまったんです。そこで急きょ独立に至り、しばらくは自社の利益を出さなければと眠れない日々が続きました。しかし、周囲の人に助けられながら着々と事業が安定していき、2023年9月に法人化に至ったんです。現在は解体業を中心に、リサイクル事業や建設事業まで幅広く対応しています。

名高 予期せぬタイミングでの独立ながら、順調に実績を積まれてきたのですね。Webサイトを拝見させていただいたところ、お子さんの画像が掲載されていたのが印象的でした。

榛葉 そこに掲載しているのは、私の息子の写真なんです。私たちは「子供たちの未来を創る」というコンセプトを掲げていて、事業を通して、貴重な財産と資源を次の世代に残していきたいと考えているんですよ。例えばリサイクル事業では、環境のことを考え、分別解体など資源の再活用についてとことん力を注いでいます。

名高 お話から、榛葉社長の、子供たちの未来に何かを残したいという情熱が伝わってきます。御社ならではの強みに関しても、ぜひお聞きしたいです。

榛葉 解体後に協力会社さんと連携し、新築の施工や温室重量設備、リフォーム工事から空き家対策まで、すべて一貫して担えるという点が、当社ならではの強みですね。特に解体工事については、技術力はどこにも負けないという自負があります。

名高 それは素晴らしい。実際に工事を進めるうえで大切にされていることはありますか?

榛葉 一番心がけているのは、近隣の方々への配慮です。工事を始める前に必ずごあいさつを行いますし、工事を終える際には周囲にご迷惑がかからないよう、現場の清掃を徹底しています。また、従業員に対しても、従業員一人ひとりの意思を尊重し、彼らの実力・能力を計算しながら仕事を任せるようにしています。私がこうして代表取締役として会社を経営できているのも従業員のおかげ――その感謝は絶対に忘れないようにしているんです。

名高 今後についてはいかがですか?

榛葉 これからも目の前の現場と向き合いながら、解体業・建設業の魅力を若い世代にもっと広めたいと考えています。そして、「子供たちの未来を創る」という指針を一貫し、私がこれまでの人生で培ってきたことも含めて、明るい未来を後世に残せたら幸せです。

GUEST COMMENT

名高 達男

前職で会社が倒産した際に、従業員数名を引き連れて、その方々の家族をも背負う覚悟で起業されたという榛葉社長。お話をうかがうだけでも、その男気と事業にかける情熱がひしひしと伝わってきました。ぜひ今後も、子供たちの明るい未来を築くべく、挑戦を続けていってくださいね。

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