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注目企業インタビュー

健全な経営を実現し職員を笑顔に<br />
福祉介護事業で地域社会に貢献する<br />

医療・福祉

健全な経営を実現し職員を笑顔に
福祉介護事業で地域社会に貢献する

一般社団法人 タグボート
代表理事 中村 浩士

PROFILE

都内の社会福祉法人に就職し、養護老人ホームの生活相談員、施設長補佐を歴任。その後、同法人の総合ケアセンターに異動。ケアマネジャーの傍ら、訪問介護や特養など6事業の管理者を務める。西多摩地区の社会福祉法人で事務局長を務めた後、(一社)タグボートを設立した。

COMPANY DATA

一般社団法人 タグボート

住所
〒153-0042
東京都目黒区青葉台1-16-6
クリスタルメゾン 201

URL
https://www.tugboat1213.com/


石黒 まずは中村代表理事のこれまでの歩みからおうかがいできますか?

中村 私は福祉の専門学校を卒業した後、都内の社会福祉法人に就職し、養護老人ホームの生活相談員を長年務めました。その後、施設長補佐を経て、同じ法人の総合ケアセンターに異動になったんです。そこではおよそ6年間、ケアマネジャーの傍ら、特養・ショートステイ・デイサービス・グループホーム・訪問介護・居宅介護支援の管理者をさせていただきました。それから、西多摩地区の社会福祉法人に転職し、そちらの事務局長を約3年務めたんです。

石黒 すごく中身の濃い経験をされてきたのですね。独立のきっかけは?

中村 ヘルパー不足や介護報酬が少ないといった目下の課題に対して私なりの解決策を知人に話していたところ、彼が一言「どうして自分でやらないの?」と。まさに魔法の言葉でした。その時まで経営者になるなんて考えたことがなかったんです。これが2021年の8月の出来事で、同年の12月に当法人を立ち上げました。

石黒 なるほど。では、(一社)タグボートさんの経営方針には中村代表理事のお考えが反映されているわけですね。

中村 はい。当法人の特徴としては、養護老人ホームへの訪問介護サービスの提供で、利用者様のケアが最も忙しい朝と夜の時間帯のニーズに積極的にお応えしています。早朝や夜遅い時間はサービス単価が高く、1年を通して担っていけば組織として十分な利益を確保できるんです。そうすることで、一般産業の平均と同等の賃金をスタッフに支払うことができるんですよ。また、ヘルパーを正職員として雇用することで、早番・遅番などのシフトで入ってもらえ、安定した経営とサービスを実現しています。

石黒 経営者として組織全体を見る視点を持たれているのですね。

中村 ええ。経営者としての私の役割は、利用者様を思って懸命に働く職員の笑顔のために、健全な経営モデルを確立することです。「職員を笑顔にしたい」というのが私のモチベーションなんですよ。

石黒 健全な経営は、介護サービスの質を支えることにもつながりますよね。

中村 おっしゃる通りです。私は、訪問介護に限らず、その地域の課題を解決するような福祉介護事業を柔軟に展開していきたいと思っています。その考えのもと、当法人では障がいのある方への居宅介護事業にも携わっており、身体介護・生活援助・移動支援のサービスもご提供しているんです。

石黒 では最後に今後の展望についても教えてください。

中村 メインの事業が軌道に乗ったら、訪問介護以外の介護事業や研修セミナー、執筆、コンサルタント事業などにも力を入れていくつもりです。これからも、福祉介護事業に幅広く取り組んでいきたいと思います。

GUEST COMMENT

石黒 彩

「『利用者様のために』というのは大前提。そこから一歩進んだ視点が必要なんです」とおっしゃっていた中村代表理事。経営者としての広い視野を感じさせるお話しぶりが非常に印象的でした。これからも福祉介護事業を通じて、スタッフの方々や地域の方々を笑顔にしていってください。応援しています!

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