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注目企業インタビュー

看護師による生活・外出支援を通して<br />
利用者の生き生きとした人生をサポート<br />

医療・福祉

看護師による生活・外出支援を通して
利用者の生き生きとした人生をサポート

Support nurseフェアネス
代表 / 看護師 / ケアマネージャー 大山 尚美

PROFILE

子育てをしながら勉強し、看護師免許を取得。看護師として、病院・クリニック・介護施設・訪問看護事業所で働く。医療保険・介護保険内で対応できるサービスに限界を感じ、2021年に「Support nurse フェアネス」を設立。看護師による自費サービスを提供している。

COMPANY DATA

Support nurseフェアネス

住所
〒004-0021
北海道札幌市厚別区青葉町11-6-6
URL
https://sn-fairness.com/

畑山 大山代表は独立前から看護師として働いていらっしゃったそうですね。

大山 はい。子育てをしながら勉強し、資格を取った後、看護師として病院・クリニック・介護施設・訪問看護事業所で働きました。その中で、医療・介護保険内のサービスではお応えできないご要望を利用者様やご家族様からいただくことが多々あったんです。対応して差し上げたいのにお断りしなければならず、もどかしさを感じていました。また、病院勤務の経験を通じて、病院以上に、ご自宅や施設など生活の基盤となる場所でその方がどのような時間を過ごせるかが重要だと考えるようになったんです。そして看護師である私たちが、医療・介護保険外の自費サービスを提供する「Support nurseフェアネス」を立ち上げました。

畑山 サービスの立ち上げには代表のお父様の影響もあるとうかがっています。

大山 ええ。膀胱がんで亡くなった父親は「最後にみんなで沖縄旅行に行きたい」「富士山を見に行きたい」と言っていました。でも、仕事や家庭の事情でその思いをかなえてあげられなかったんです。私は、それを今でも後悔しています。また、私自身も乳がんを経験したんです。現在は現場に復帰していますが、術後は利き手がうまく使えず、体が思うように動きませんでした。そうした経験を踏まえ、「看護師の私が、誰かのためにできることは何か」と考えた時にたどり着いたのがこのサービスだったんです。

畑山 さまざまな困難を乗り越え、「誰かのために」と立ち上がられたことが本当に素晴らしいと思います。改めて、事業内容を詳しくお聞かせください。

大山 看護師の資格と経験を持つスタッフが、保険外の自費サービスとして、外出や受診の付き添い・見守り、旅行への同行、掃除や洗濯、買い物代行などのサービスを提供します。スタッフ全員が看護師なので、たんの吸引が必要な方や酸素ボンベを装着されている方など、医療行為が必要な利用者様に対しても外出支援ができるんです。宿泊を伴う遠方への旅行にも同行させていただきますよ。

畑山 看護師さんがそばにいてくだされば、利用者さんもそのご家族も安心して外出や旅行を楽しめますよね。

大山 そうですね。私たちがサポートすることで、利用者様が「できない」と諦めていることを「できる」に変えていきたいと思っています。そうすれば、それが利用者様の生きる原動力になりますからね。過去には、ご旅行の後、「また旅行に行きたいから、リハビリを頑張るね」とおっしゃった利用者様がいたんです。利用者様の前向きな心の変化を感じたり、感謝していただけたりした時には大きなやりがいを感じますね。

畑山 今後についてはいかがでしょうか?

大山 まず、札幌市にこのサービスを浸透させ、その後、道内に複数の拠点をつくりたいと考えています。私たちのサービスを通じてより多くの方を笑顔にできるよう、これからも尽力していきます。

GUEST COMMENT

畑山 隆則

乳がんの手術後に体をうまく動かせなかった経験から、利用者さんの苦労を知ることができたという大山代表。多くの困難を乗り越え、「誰かの役に立ちたい」と立ち上がられた代表の真摯な思いに感銘を受けました。利用者の方々に生きる活力を与えるサービスをこれからぜひ、広げていってください!

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