クリエイティブも“地産地消”

西岡　長いキャリアの中で、さまざまな実績を残されてきたのですね。改めて、御社の事業内容をお聞かせください。

柴田　当社は、クリエイティブエージェンシー兼広告代理店として、テレビ・ラジオCMや新聞広告、ホームページなど、企業のPRやブランディングに必要なコンテンツ全般の制作および、つくった素材をどう生かすかまでのお手伝いをさせていただいています。テレビCMなら、流すエリアや番組など、いかに届けるかまで責任を持つべきだと考えています。また、新聞広告なら、何日・何曜日の紙面を押さえ、どんなデザインにしたら最も効果的か、などといったプランニングから広告枠の押え・提供まで、トータルに引き受けているんです。また、今の時代、リアルとWebの媒体を組み合わせる「クロスメディア戦略」で企業の広告・ブランディングをサポートすることがとても重要です。

西岡　なるほど。御社のホームページには“クリエイティブも地産地消”というフレーズが掲げられていますが、やはり地元に軸足を置いたお仕事が中心なのでしょうか？

柴田　はい。ローカルのクリエイターとして、地元企業の発展や地域の文化・芸術振興に携わっていきたいという思いが強いんです。例えば当社では、過去に地元石油会社様のテレビCMを制作しました。その際に、地元出身のプロのトロンボーン奏者の方に出演していただいたんです。CM放映後には、当社と石油会社様が主催者となってその方のコンサートを地元の会場で開いたんですよ。

長期的なトータルブランディング支援を

西岡　御社は「岡山美人時計」の運営・管理にも携わっていたそうですね。

柴田　そうなんです。これまで当社は多数の案件を通じて、地元のクリエイターやイベンター、地元出身のアーティスト、美人時計に出演したモデル・インフルエンサーと強固なコネクションを築いてきました。そのコネクションに基づいた良質なコンテンツが、当社の何よりの強みです。そういったコンテンツをもとに地元企業と信頼関係を築き、長いスパンでトータルブランディングのお手伝いをさせていただきたいと思っています。

西岡　実際に、そういった関係でお仕事をされているクライアントさんはいらっしゃるのですか？

柴田　はい。医療廃棄物処理の会社では、テレビCM・ホームページ・会社案内パンフレット等、主要なPR媒体すべてを任せていただいています。また、ある保育園では、テレビCMをはじめ、各種の園内行事の動画撮影〜DVD化、保育士募集や園児募集のためのPR動画の作成など、多岐にわたって担当。どちらも長いお付き合いです。クライアント様に感動していただき次回もご依頼いただくために、常に期待値を上回ることが私のモットーなんですよ。

西岡　何にでも対応できる柴田社長は、お客さんにとってクリエイティブのことならワンストップでお任せできる頼れる存在なのでしょう。

柴田　今、“好き”を仕事にできている幸せをかみしめています。今後も45年以上のキャリアを生かし、論理思考だけに偏らずアート思考を加味して、当社とクライアント様の双方が「ワクワク」「ドキドキ」できる仕事で、地元を盛り立てていきたいと思います！

GUEST COMMENT

西岡 利晃

約45年という長いキャリアを通じて、多様な業種の広告・ブランディングをサポートしてこられた柴田社長。実力は折り紙付きです。そんな社長にだからこそ、クライアントさんも安心して広告に関するすべてをお任せできるのでしょう。これからも豊かな経験を生かし、頼れるパートナーとして、クリエイティブの側面から地元企業を支えていってくださいね！