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注目企業インタビュー

任意売却への専門性を最大限に生かし<br />
住宅ローンの返済に苦しむ顧客を救う<br />

不動産

任意売却への専門性を最大限に生かし
住宅ローンの返済に苦しむ顧客を救う

株式会社 中央管財
代表取締役 田森 雄一

PROFILE

アパレル業界と自動車業界で提案販売を経験した後、より大きな仕事に挑戦すべく、45歳で不動産業界に飛び込む。勉強を重ね、宅地建物取引士の資格を取得。提案販売で培ったコミュニケーション能力を武器に、業界入り2年でトップセールスとなる。2016年に(株)中央管財に入社。2022年に同社の代表取締役に就任した。

COMPANY DATA

株式会社 中央管財

住所
[東京本店]〒160-6134
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー 34F
[大阪支店]〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル 23F
[沖縄支店]〒902-0067
沖縄県那覇市安里367-5 我謝ビル 3F
URL
https://www.chuo-kanzai.com/

不動産会社の(株)中央管財は、予期せぬ病気や失業で住宅ローンの返済が難しくなった人々を「任意売却」を軸に力強くサポートしている。斬新なアイデアと抜群の人間力で、顧客から信頼を集める代表取締役の田森雄一氏にタレントの石黒彩さんがお話をうかがった。


接客の腕を磨き、不動産業界へ

石黒 (株)中央管財の田森社長は、不動産業界とはまったく異なる分野からキャリアをスタートされたそうですね。

田森 はい。新卒ではアパレル業界に入りました。そこで提案販売のスキルを身に付け、全国トップクラスの販売実績をつくったんです。その後、転職した自動車関連の会社では、車のチューニングや部品の販売に携わりました。どちらも人と接する仕事でしたから、コミュニケーション能力は大いに磨かれましたね。

石黒 不動産のお仕事を始められたのはいつなのですか?

田森 もっと大きな仕事をしたいと不動産業界に足を踏み入れたのは45歳の時です。不動産の知識を1から勉強するのは大変でしたが、お客様とお話しするのは得意だったので、知識さえ入ってしまえば成果が出るのにそれほど時間はかかりませんでした。おかげさまで業界に入ってから2年でトップセールスになることができたんです。その後、当時の社長にお声がけいただき、2016年にナンバーツーの立場として(株)中央管財に入社しました。そして2022年に後を継いで代表取締役に就任したんです。

石黒 すごいスピード感ですね!

田森 私はとにかく目の前のことを懸命にやる性格なんですよ。自分が置かれた状況の中で「これをやってください」と言われたら何でも真剣に取り組む。すると実績が上がり、周囲の評価も高まっていく。その積み重ねで今があるのだと思います。

「任意売却」のプロとしてサポート

石黒 改めて、(株)中央管財さんの事業について詳しく教えてください。

田森 当社は、不動産業界の中でも専門性の高い「任意売却」という分野をメインに手がけています。世の中にはマイホームを持てたのに、予期せぬ病気や失業などでローンの返済が難しくなってしまう方がいらっしゃいます。返済の滞納が続くと、最終的にその不動産は競売にかけられてしまうんです。一般的に競売では、相場よりも安い価格で不動産が売却されます。一方、債権者である金融機関の合意を得て不動産を売却するのが任意売却。任意売却には、相場に近い価格で売却できる可能性が高まるなど、数々のメリットがあるんです。当社の役割は、さまざまな事情でローンの返済が難しくなったお客様を不動産の観点から総合的にサポートすること、任意売却のお手伝いを含めたコンサルティングを行い、困っているお客様の力になることです。

石黒 (株)中央管財さんという任意売却のプロになら、お客さんも安心して相談できるでしょうね。今でも現場で活躍されているという田森社長ですが、お客さんと接するうえで心がけていることは何ですか?

田森 お客様のお話の要点を読み取り、それに対して的確にお答えすること、お客様のお問い合わせには時間を問わず迅速に対応することを心がけています。これらを徹底することで自然と信頼関係が生まれるんです。お客様から「後はすべてお任せします」と早い段階で言っていただけるケースも多いんですよ。

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