一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

スピードとクオリティの高さが特長<br />
顧客の要望に寄り添う“印刷アドバイザー”<br />

スペシャリスト

スピードとクオリティの高さが特長
顧客の要望に寄り添う“印刷アドバイザー”

株式会社 BABONG / まちのヘンな印刷屋さん
代表取締役 河 弘哲

PROFILE

福島県相馬市出身。2000年から歌手活動を行い、広島県を拠点に全国のイベントを回る。手がけたサウンドトラックがイギリスの映画祭で「最優秀サウンドトラック賞」を受賞するなど作曲家としても活躍。現在は(株)BABONGにて、「まちのヘンな印刷屋さん」を手がけるとともに、イベント・音響事業にも携わっている。

COMPANY DATA

株式会社 BABONG
まちのヘンな印刷屋さん

住所
〒734-0022
広島県広島市南区東雲2-7-18 1F

URL
https://babong.co.jp/


矢部 福島県相馬市ご出身の河社長。起業される前は歌手としてご活躍されていたそうですね。

 そうなんです。2000年にデビューし、広島県を拠点に在日コリアンアーティストとして全国のイベントを回っていました。東日本大震災の際には、音楽で皆さんを元気づけるべくチャリティCDを制作するなど、被災地を支援するための活動も行ったんです。

矢部 そこから今に至るまではどういった経緯があったのでしょうか?

 歌手活動と並行して音響オペレーターの仕事もしていたんです。そのご縁で知り合った方から「一緒にイベントをやりませんか?」とお声がけいただいたことをきっかけに、2013年にイベント事業を立ち上げました。その中で、ポスターやタペストリーなどイベントに必要なものを自分で印刷すれば利益につながるのではないかと考え、周囲の反対を押し切って2015年に印刷業を始めたんです。現在は、平日は印刷、土日はイベントや音響の仕事をしています。

矢部 印刷・イベント・音響事業が御社の3本柱なのですね。印刷のお仕事についてぜひ詳しく知りたいです。

 当社では、名刺やポスターはもちろんのこと看板、壁紙、特殊素材まで幅広い種類の印刷に、少部数から対応しています。また、車のラッピングや店舗の看板は貼り付けまで行うんですよ。ご要望があれば、印刷物のデザインも承れます。

矢部 幅広く手がけていらっしゃるのですね。他にはどんな強みがありますか?

 当社の最大の強みは、速さとクオリティです。大手では注文してから数日後に発送ということもありますが、当社は午前中に注文が来たら夕方には納品しに行くくらいのスピード感なんですよ。また、高級紙といわれている「ユポ紙」を一般的な紙とほぼ同じ価格で提供し、高品質な印刷を実現しています。

矢部 価格・質・スピードがそろっているわけですね、素晴らしいです。

 ありがとうございます。当社は“印刷アドバイザー”としてお客様がつくりたいものに合わせて使うべき紙の種類や厚さをアドバイスしています。お客様に徹底的に寄り添うことによって信頼関係が生まれ、それが次の仕事につながるんです。必要だと思ったら他の印刷会社をご紹介するなど、印刷で迷ったらすぐにご相談していただけるような関係性づくりを心がけています。

矢部 それは頼もしいですね!お仕事のやりがいについても教えてください。

 お客様から求められるものは毎回違います。ですから、その都度まったく新しい印刷物が生み出されるんです。新しいアイデアや技術的な挑戦が、印刷物として形になる瞬間が何よりも嬉しいですね。これからも印刷という仕事を通して、お客様の「困った!」を「よかった!」に変えていきたいと思います!

GUEST COMMENT

矢部 美穂

イベントのお仕事をする時は、そのイベントの現場に足りないものを見つけて、企画担当者さんに新たな印刷物の導入を提案することもあるという河社長。その提案力の高さも大きな強みだと思います。お客さんに寄り添う姿勢と軽いフットワークで、これからも素敵な印刷物をたくさん生み出してくださいね!

躍進企業応援マガジン最新号

2024年5月号好評販売中!