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注目企業インタビュー

介護業界で働いたのちに、粗大ゴミ回収の仕事に就く。そこでの経験・繋がりを生かし、藤沢市にて開業。2021年9月に便利屋業を営む「便利屋ゆたか」を立ち上げる。

便利屋ゆたか
住所 〒252-0815
神奈川県藤沢市石川2-1-1-405
URL https://benriya-yutaka.com/


内山 ハウスクリーニングや不用品回収など様々な業務を請け負ってくださるという「便利屋ゆたか」さん。松田代表は、どういったきっかけでこの業界へ?

松田 昔から「誰かのために役立つ仕事がしたい」という想いが強く、以前は介護業界に携わっていたんです。ただ、働くなかで介護の世界だと関われる範囲が狭いな、と感じて。もっと動き回って、地域のために、周りのために何かできることはないかと考えていたときに出会ったのが粗大ゴミ回収の仕事でした。

内山 なるほど、そこから事業の幅が広がっていき、便利屋業を営むようになった、と。

松田 はい、今も前職のつながり生かし、粗大ゴミ回収をメインにはしているんですが、一般・法人問わず、お困りごとに対しては基本的に何でも請け負うようにしています。草刈りやタンスの移動といった身の回りのちょっとしたことから、産業廃棄物の処理対応や建築現場の清掃などまで。「断らない」をモットーに仕事をしています。

内山 それはお客様としてはありがたいですね。他にも何か「便利屋ゆたか」さんならではの強みはありますか?

松田 価格はもちろんですが、作業時間も意識しています。いかに迅速・丁寧な仕事ができるか、ということは常に考えていて。お客様から「仕事が早いね」という言葉を頂けることがやりがいの一つにもなっています。

内山 誠実にお客様に向き合ってお仕事されている様子が伝わってきます。

松田 お客様が笑顔になってくれると、私も嬉しいですからね。あと、この仕事の面白いところは、ゴミのなかからお宝が見つかること。お客様にとっては不用品でも、私たちにとっては価値あるものなんです。

内山 まさに宝探しのような感覚ですね。ともに働くスタッフの方は他にもいるんですか?

松田 はい、前職から一緒だった従業員が今も手伝ってくれています。また、私の父・母もサポートしてくれていて。仕事中はもちろん、仕事後も連携・コミュニケーションが取りやすいのも強みかな、と思っています。経営という観点でも、安心して家族に任せられますし。

内山 それはいいですね!「経営者は孤独」とよく言いますが、ご家族であれば安心して相談できますし。まだまだこれからといったところだと思いますが、今後の展開としてはいかがですか?

松田 まだ前職の繋がりで頂いている仕事が圧倒的に多い状況。今後は「便利屋ゆたか」としての仕事を増やしていきたいと考えているところなんです。そのためにも、SNSやYouTubeを活用した情報発信にも力を入れています。一歩ずつ着実に成長していき、いずれは法人化を果たすのが目標。企業として、今よりも大きな規模で事業展開していけたらと考えています。

GUEST COMMENT

内山 高志

「困っていることがあれば、何でも相談してほしい。頼ってほしい」と話してくださった松田代表。高齢化社会が謳われている今、とっても頼もしい存在だと感じました。ますます需要が高まっていく業界だと思いますから、ぜひ今後もそのスタンスで頑張っていってください。これからのご活躍にも期待しています!

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