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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

法政大学経済学部を卒業後、(株)オープンハウス・ディベロップメントに就職。コロナ禍をきっかけにジュエリーづくりを始めたところ、周囲から好評を得る。その後、とあるジュエリーデザイナーのもとで半年間修業し、独立。2022年10月に(株)CALYPSOを立ち上げた。

株式会社 CALYPSO
住所 〒461-0011
愛知県名古屋市中区大須3-44-22
URL https://jewelrycalypso.com/

大路 ジュエリーの販売を手がけていらっしゃる(株)CALYPSOさん。西田社長がジュエリーづくりを始められたきっかけはコロナ禍だったとか。

西田 そうなんです。何かを生み出したいと思ってジュエリーづくりを始めたところ、それを見た周りの方々が「素敵だね」と褒めてくださったんです。その後、ジュエリー制作の勉強ができる場所を懸命に探す中で、ジュエリーデザイナーの師匠に出会うことができました。その方のもとで半年ほど学ばせていただき、2022年の10月に独立したんです。

大路 そして、2023年3月には、パリ・コレクションに出展されたんですよね。

西田 はい。知人のメイクアップアーティストさんに誘っていただいたんです。現地では、世界的な高級ブランドのショーに出席するモデルさんに、私がデザインしたジュエリーを着用していただきました。夢のような体験でしたね。

大路 素晴らしいことだと思います。代表的なジュエリーはタコの足がモチーフになっているものでしょうか?

西田 そうですね。もともと私自身が、宝石を使ったデコラティブなジュエリーを身に着けたいタイプなんです。でも、そういう物を購入したいと思ったら、基本的には何百万円もする高級ブランドしか選択肢がありません。当店では、若い人にもジュエリーを楽しんでほしいという思いで、ゴージャスで独特なデザインのジュエリーをお手頃な価格で販売しています。オーダーも承っていますから、お客様には当店のジュエリーで自分の個性を存分に表現していただきたいです。

大路 「ワタシを解き放つジュエリー」がブランドのテーマですものね。

西田 ええ。私は大学時代、社交ダンスサークルに所属していたんです。その時に自分を表現することの楽しさを知りました。ですから、私のつくった物がお客様の個性を開放するきっかけになれば嬉しいですね。その思いを軸に、アパレル事業にも進出する予定です。

大路 それは楽しみですね!

西田 ありがとうございます。日本人には、目いっぱいおしゃれして自分の個性を輝かせる機会がもっとあっていいと思うんです。ですから、お客様が存分に自分らしさを表現できる場所づくりにも今後取り組んでいきたいと思っています。

大路 ここまで順調に事業を成長させてきた西田社長ですが、成功の鍵は何だと思いますか?

西田 人とのご縁とチャレンジ精神です。私は人と接することが好きで、毎日、新たな人と出会っています。その方々に自分がしたいことを話すと、自然と欲しい情報が集まってきますし、アドバイスもいただけるんです。それを踏まえて、やりたいと思ったらとにかくやってみる。一歩踏み出せば、一段階上の何かがあるんですよね。そうやってこれからも憧れに向かって走り続けていきます。

GUEST COMMENT

大路 恵美

人とのご縁を力に挑戦を続けてこられた西田社長。「失敗してもいいから、とにかく一歩踏み出してみる」という言葉がとても印象的で、胸に刺さりました。今は自分の個性を大事にする時代。これからも、ジュエリーやアパレルを通じて、お客さんが自分らしく輝けるように応援してあげてくださいね!

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