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注目企業インタビュー

プログラマーとして企業に勤務。30代から勉強を重ね、弁理士試験に合格する。特許事務所で知的財産保護の業務に携わった後、妊娠を機に退社。自宅に特許事務所を開設した。行政書士の登録を行い、申請取次行政書士の届出を経て「ホオジロ行政書士事務所」を開業。

ホオジロ行政書士事務所
住所 〒264-0025
千葉県千葉市若葉区都賀3-21-9
BKハイツ都賀801
URL https://hojiro-firm.jp/

千葉 まずは日向所長が「ホオジロ行政書士事務所」を開業するまでの経緯から教えてください。

日向 はい。以前私は企業に勤め、コンピュータのソフトウェア開発に携わっていました。弁理士を目指して勉強を始めたのは30代からなんです。そろそろ試験に合格するかなという頃に特許事務所に就職し、そこで知的財産の保護に関わる仕事をしました。その後、出産を機に退職し、自宅に特許事務所を開いたんです。そして、子育てが一段落したことを機に再び新たな道を模索。弁理士の資格を生かして行政書士の登録を行い、「申請取次行政書士」の届出を経て当事務所を実質的に開業いたしました。当事務所では外国人の在留資格(ビザ)取得手続きに関するサポートをしています。

千葉 申請取次行政書士とは、どのような資格なのでしょうか?

日向 申請取次行政書士は、外国人の出入国管理について日本行政書士会連合会の研修を受け、合格し、入管に届出を認められた入管手続きの専門家です。ビザの申請は必要な書類がとにかく多く、手続きが煩雑なんですよ。例えば私たち日本人が海外で就職するとして、必要な書類をすべて自分でそろえて在留資格を取れと言われても困ってしまいますよね。仕事のために来日する外国人や、彼らを雇用する中小企業の経営者・人事担当者の皆様と連携して、就労を希望する外国人の方が無事にビザを取得できるようにすること。それが申請取次行政書士である私の役目です。

千葉 なるほど。法律に関わるお仕事ですから、最新の情報に目を配ることが重要なのでしょうね。

日向 ええ。在留資格は一定の期間で更新する必要がある上に、法律も頻繁に改正されるんですよ。ですから私は常に最新の情報を確認し、申請業務に反映させることを大切にしています。また、行政書士は男性が多いのです。ですから、女性ならではの優しく、きめ細かいサービスをご提供したいと思っています。

千葉 日本で仕事をする外国人や、彼らと共に働く企業のみなさんにとって、日向所長は本当にありがたい存在だと思います!

日向 ありがとうございます。これから日本で働くという外国人の方は、20代の方が多いと思います。文化や言語の異なる日本という場所で、不安な気持ちを抱える若者の気持ちに親切に寄り添い、一緒に歩んでいきたいと思っています。

千葉 今後の目標はいかがでしょうか?

日向 私の信念はお客様の最高のパートナーになることです。そのためにも、一つひとつのお仕事と丁寧に向き合い、お客様との信頼関係を築きたいと考えています。今、当事務所は1人で運営しています。今後、お仕事が増えたらスタッフも採用し、ますます皆様のお役に立てる事務所にしたいですね!

GUEST COMMENT

千葉 真子

勉強熱心で情報収集に余念がない日向所長になら、企業の方も安心してお仕事をお任せできるでしょう。また、とても柔らかな雰囲気をお持ちの所長には、文化や言語の違いで不安になっている外国人の方も安心して相談できるはず。企業と海外の方をつなぐべく挑戦し続ける所長の未来を私も応援しています!

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