一歩を踏み出したい人へ。挑戦する経営者の声を届けるメディア

Challenge+(C-plus)

注目企業インタビュー

敏感肌で痒みに苦しむ娘のために自宅のキッチンで石けんをつくり始め、その魅力に夢中になる。肌にも環境にも優しい無添加石けんを顧客に届けるべく、2017年にエレナフローラ(同)を立ち上げた。

エレナフローラ合同会社
住所 〒236-0051
神奈川県横浜市金沢区富岡東2-5-30
URL https://elenaflora.com

 ハンドメードソープ専門店として、無添加石けんを製造販売されているエレナフローラ(同)の堺谷代表。石けんづくりを始められたきっかけは何だったのでしょうか?

堺谷 痒みに苦しむ敏感肌の娘のために、自然素材の石けんを自宅のキッチンでつくり始めたのがきっかけです。実際に使ってみると、娘のお肌の調子が目に見えて良くなりました。それで、肌や環境に優しい石けんの魅力に私自身も夢中になっていったんです。お店を開こうと決意してからは、化粧品会社の立ち上げに必要な資格を取得するために化学分析の学校に入学して、2年間勉強しました。それが50歳の時です。

 すごいバイタリティですね!

堺谷 石けんの良さを世間に広めたいという思いが強かったんです。当社では、石けんを低温で1ヶ月かけて熟成させるコールドプロセス製法を採用しています。この製法では製造過程で熱に弱い美容成分が壊れないため、素材の良さをそのまま生かせるんです。大量生産が難しく、手間暇のかかるこの製法は、大手では採用できません。

 大変な手間がかかっているんですね。個人のお客さんだけでなく、OEM(相手先ブランドによる生産)も手がけていらっしゃるとうかがいました。

堺谷 はい。当社はコールドプロセス製法でつくった高品質な石けんを小ロットで提供できます。そのような会社は全国的に見ても多くありません。そのため、多くの企業様の製品づくりをご依頼いただいております。

 なるほど。合成洗剤と比べてもやはり石けんのほうが自然にも優しいんですよね。

堺谷 はい。石けんは生分解性が高く、海や川を汚す心配も少ないというのが良いところです。お肌にはもちろん、環境にも優しい製品を生み出していきたいです。お客様に喜んでいただきたい一心で、20年間ずっとより良い製品をつくるために工夫し続けています。

 堺谷代表の熱い思いが伝わってきます。それでは最後に将来の展望をお聞かせください。

堺谷 最近では、海外のお客様からも日本の製品はたいへん人気があります。それを受けて今、和漢植物を使った石けんのシリーズを新たに立ち上げようとしています。そのシリーズを足がかりに、海外のお客様にも質の良い日本の製品を提供したいと考えています。

GUEST COMMENT

嶋 大輔

柔和な見た目からは想像できないほどのバイタリティをお持ちの堺谷代表。お話しぶりから石けんへの情熱がひしひしと伝わってきました。これからも、代表が愛する石けんの魅力を多くの方々に届けていってください!

躍進企業応援マガジン最新号

2024年3月号予約受付中!