学業修了後、自動車整備士アシスタントとして民間工場で働いた後に建築業界へ。やがて未経験から不動産業界へと転職し、8年の経験を積み独立。2021年5月に宅建業の免許を取得後、6月より事業を開始し物件管理、賃貸・売買、ハウスクリーニングなどを手がけている。

宍戸　こちらのトライク（株）さんは不動産業を手がけられているそうですね。山口社長はどういった経緯でこの業界へ入られたのですか？

山口　私は以前、建築業界で塗装業に携わっていたこともあったんです。結婚して家族もでき、もっと安定した仕事をしたいと考えていた時に出合ったのが不動産業界でした。そこから未経験でこの業界に入り、8年ほど経験を積んで2021年に独立に至ったという次第です。

宍戸　建築業界にいらっしゃったこともあったんですね。現在は、どういった業務がメインになるのでしょうか？

山口　今は不動産の管理業をメインに、賃貸・売買の仲介も手がけております。オーナーさんがお持ちのアパートやマンションをお預かりして、住んでいる方の問い合わせ窓口や家賃の回収を行ったり、修繕をしたり。通常であればオーナーさんが手がけている部分も、当社で担当しています。草むしりなどもご要望があればやらせていただいているんです。

宍戸　なるほど。それは建築業界で働かれていた経験も生きてきそうですよね。

山口　ええ。今まで培ってきたスキルがあるので、退室後の原状回復工事も自分たちでできるのが当社の強みですね。さらに、ハウスクリーニング業も自社で手がけているので、当社が管理に携わることによって即入居可能になるんです。

宍戸　通常であればさまざまな業者にお願いしないといけない業務ですから、御社に一括してお願いできるとなれば、オーナーさんも安心ですよね。

山口　ありがとうございます。ハウスクリーニングまで自社で手がけていると伝えると、驚かれることもありますね（笑）。

宍戸　私もハウスクリーニングまで手がけられている不動産業者にお会いするのは今回が初めてです。普段、山口社長がお客さんと接するうえで心がけていることや意識されていることはありますか？

山口　業界的には、ここは隠したほうがいいという暗黙のルールみたいなものがありますが、私はざっくばらんにすべてお伝えするようにしています。利益のみを追求するのではなく、お客様のために仕事をしたいというのが私の思いなので、そのためにもお客様と障壁のない関係を築けるように努めているんです。

宍戸　不動産会社に対して敷居の高い印象をお持ちの人も多いと思いますから、山口社長のような方がいてくださるとお客さんも安心できるでしょう。まだまだこれから会社が発展していかれると思いますが、今後の展望はいかがですか？

山口　将来的には、会社を100人、さらには500人規模まで大きくしていきたいと思っているんです。そのためにも、ゆくゆくは不動産業とハウスクリーニングとに部門を分けて事業を展開していきたいと考えています。どんなことにも臆することなく、何事に対しても積極的にチャレンジしていきたいですね！

GUEST COMMENT

宍戸 開

社名である「トライク」は英語の「TRY」と「LIKE」を掛け合わせた造語であり、どんなことにもチャレンジしていきたいという山口社長の思いが込められているとのこと。社長のこれまでの経験がすべて今の事業に生きていて、今後の展開も非常に楽しみです。会社の拡大に向けて頑張ってください！