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注目企業インタビュー

学業修了後、10代で建設業界に入り、数多くの工事を経験する。一時はトラック運転手として働くも、現場を離れたことで職人の魅力を改めて感じたことから再び建設業へ。約6年の下積みを経て独立を果たす。(株)ネクストパイプとして法人化した現在は、若いチームを率いて良質な施工を手掛けている。

株式会社 ネクストパイプ
住所 〒983-0003
宮城県仙台市宮城野区岡田字堀切南12-1
URL http://nextpipe.co.jp/

畑山 まずは、山内社長が独立されるまでの歩みからお聞かせ頂けますか?

山内 10代の頃、周囲の先輩が多く働いていた建設業界に進みました。入社した会社が解体やとびなど、建設関係の仕事を幅広く手掛けるところだったので、一生懸命働きながら、技術を習得していったんです。

畑山 では、そこから建設業界一筋にここまで仕事をしてこられたと。

山内 いえ、実は車が好きだったため、18歳の頃にトラック運転手の仕事をしていた時期があります。ただ、それもクレーンの付いた建設関係のトラックで、外から工事現場を眺めるうちに「やはり職人として手に職を付けたい」という思いが募り、20歳で再び足場工事の会社に入ったんです。それから6年ほど修業を積み、とび一級技能士などの国家資格を取得して独立しました。

畑山 現場を離れた時に、建設業界により強い魅力を感じられたということは、このお仕事は社長にとって天職なのだと思います。現在はどういった工事を請け負っていらっしゃるのですか?

山内 一般住宅の足場工事を中心に、塗装工事、解体工事、外構工事、防水工事など幅広い工種に対応していまして。当社には20~31歳の社員が6名在籍しており、若さだけでなく、全員が職人としての技術力に絶対の自信があります。また、現場のお見積もりやご提案を迅速に行えるという点も大きな強みです。

畑山 それは素晴らしい。また、チーム全体の若さも武器になりそうですね。

山内 そうですね。現場仕事はどうしても体力勝負になるので、当社ではなるべく若くてフレッシュな人材を確保するよう努力しているんです。経験豊富な即戦力の人材にも魅力はありますが、未経験者のほうが癖が付く前に私の技術や理念をしっかり教えることができます。何より未来ある若手を育成することに、私自身がやりがいや楽しさを感じるんです。

畑山 人材育成をなさる上で、何か工夫されていることはありますか?

山内 締めるところは締めつつも、基本的にはその人の長所を探し出して、褒めることを心掛けています。遅刻をしないとか、体が強くて現場で頼りになるとか、どんな小さなことでも言葉にして伝えることで、一人ひとりと信頼関係を築けると思うんです。

畑山 そんな社長の下には、この先もたくさんの仲間が集まってくると思います。今後についてはいかがでしょう。

山内 業界全体で人材不足の中、まずは当社が生き生きと働く姿を見せて、「あの会社良いよね。建設業って面白そうだね」と、多くの人に思って頂けるようにしたいですね。そうして社員を増やしつつ、育った人材の独立も後押しして、皆で支え合いながら成長できる環境を構築していくことで、建設業界を盛り上げていく一翼を担えれば幸いです。

GUEST COMMENT

畑山 隆則

「お客様から社員のことを褒めて頂けると、自分のこと以上に嬉しくなる」と語っていらっしゃった山内社長。共に働く仲間を誰よりも大切にされている姿勢が伝わってきて、感銘を受けました。まずは10人規模の組織を目指されているそうで、今後も一丸となって突き進み、より大きく成長されてください。

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