コラム

経営者が本を出すことで、会社に数億円の利益がもたらされた――。
そんな現象が次々に生まれていることを、ご存知でしょうか。マーケティングの一環として本を出す「ブックマーケティング」。このほどCOMPANYTANK はブックマーケティングのプロである株式会社フォーウェイと手を組み、経営者向けの出版サービスを始動しました。本記事では、出版で驚くような成果をあげた経営者の体験談を紹介します。
差別化が難しい保険代理店出版で
「頼れる代理店」のイメージを醸成
すごいことになっています。出版直後から反響があり、時間が経つほどに色んな出来事が起こっていますね。
本来の出版目的であった、同業の保険代理店からのコンサル依頼がまず数件。そして驚いたのは、保険会社から講演の依頼が来たり同業支援の話が回ってきたりと、「保険会社にとって頼れる代理店」というありがたいイメージを持ってもらえるようになったことです。
保険代理店はコンビニより数が多いうえ、扱う商品で差別化ができません。保険会社側から一目置いてもらえる代理店になることの価値はとても大きいんです。
なんと保険会社が費用を持ってのマーケティング活動に参加する話に声をかけてもらえたりしており、出版前には考えられなかったような状態になっていますね。
想像した以上の間接的な効果も実感
出版を決めたときももちろん出版効果は期待していましたが、実際に出版してみて、思った以上にわかりやすいビジネスメリットが大きかったのは嬉しい誤算です。
なんというか、当社の見られ方が確実に変わりましたね。同業者の集まりに出ても「あのイナバプランニングカンパニーさん」という反応で最初から一目置かれている。
保険の商談に従業員と同行するときも、お客様に事前に本を読んでおいてもらうと、ご面談するときにちゃんと「あったまっている」んですよね(笑)
書籍に盛り込んだ当社の経営方針や理念に、強く興味を持ってもらえているんです。
当社で扱うような法人保険の営業は、商談が経営者同士の良い議論になるのか、出入り業者のような見られ方をするのかで結果がまったく違うんです。本来、人材戦略や財務状況など経営の中身を腹を割って話してもらって、相手の経営に踏み込んだ提案をしないと大型の保険契約は決まりませんから。本を出して、そういう理想的な商談をすごく増やせました。
経営理論が本づくりで体系化された
本を作るプロセスを通じて、自分の経営論が明確になったのも大きな効果でした。本をきっかけに講演に呼ばれて話しても、自信を持って語れる。以前から考えてはいたけど言語化されていなかった概念が、出版によってスルスルと言葉になって出てくるようになった。その言葉が聴衆に刺さっているのも感じます。自分自身、経営者として成長したなと強く感じます。
マネジメントもまったく変わりました。従業員数10〜30人くらいの企業で、採用と人材に困っていないところはないと思います。当社もご多分に漏れず人材の定着などに課題がありましたが、出版後に私のマネジメントが変わったことでみるみる従業員が進化していきました。それぞれが自分で考え、メキメキ成長していった。もはや当社では、「人が育つのは当たり前」という感覚です。
間違いなく、出版を通じて自分自身が成長した結果です。
思うのは、ブックマーケティングはあくまで、一種の広告だということですね。書店で本を売るのは手段の一つであって目的ではなく、出版によって広告効果を得るのが狙い、と考えて取り組むべき施策だと思います。現に当社でいうと、直接的な案件獲得による利益だけでも余裕の出版費用ペイ。間接的なものも入れると測定しきれないような成果が出ています。本は出してみないとわからないところが大きいですが、私の場合は取り組んでみて本当に良かったです。
![]() 卓越した生命保険・金融のプロフェッショナルの組織であるMDRT会員、TOT(Top of the Table)会員。2018年よりIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として株式会社イナバコンサルティングカンパニーを設立。保険代理店の経営者を対象とした講演やコンサルティング領域にも取り組む。2023年6月、フォーウェイのプロデュースにより『人材が続々集まる、メキメキ育つ! スゴい保険代理店経営』を刊行。2025年2月、社名をハレノヒハレ株式会社に変更。 |
社長、そろそろ本を出しませんか?
![]() 「本を出したいんだけど…」20年以上にもわたってCOMPANYTANK は、経営者の方々からそんな相談を幾度もいただいてきました。そしてこの度、株式会社 フォーウェイとの提携により、ついに特別な出版プランをご提供できることになりました。本を出してみたい、出版にどんな事業メリットがあるか興味があるなど、少しでも興味をお持ちいただいた読者様には、いつでも無料相談に対応させていただきます。 ![]() 2020年、経営者出版の最大手である幻冬舎グループの編集責任者を中心に設立。大きな成果事例を続々生み出す気鋭の出版ベンチャー。 https://forway.co.jp/ <お問い合わせ先> |