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コラム

セルフブランディングプロデューサー福田宇華のこれから一歩踏み出したい 女性に届けるメッセージVol.6

Vol.6 自分の強みを生かした働き方②

時代の変化と働き方の多様化によって、自ら事業を立ち上げる女性が徐々に増えてきている。しかし、起業してみたものの、自身の長所を生かす方針づくりや、業界内の人脈を広げる方法がわからず、悩んでいる人も多い。ここでは、そんな女性起業家たちをセルフブランディングプロデューサーとして支えるuka planet(同)の代表・福田宇華氏が、一歩踏み出すための勇気とノウハウを与えるコラムをお送りする。

こんにちは。セルフブランディングプロデューサーの福田宇華です。コラムも終盤に差し掛かってきましたが、今回も前回に引き続き、「強みを生かす」ということについて掘り下げていこうと思います。

強みを理解するということ

皆さんは「あなたの強みは何ですか?」と聞かれて、とっさに答えられるでしょうか? 私は起業してからの7年間、たくさんの方と接する中で、自分の強みを理解している人の共通点を見つけました。それは「行動力の速さ」です。ビジネスにはスピードがつきものですし、また決断力に迫られることが多々あります。

自分の強みを理解していると、決断も速いですし、迷いがありません。それと同時に「弱み」「苦手」についても理解しているということになります。苦手な部分は人にお任せすることで、時間を節約しているのです。

このように、「強みを知る」というのは「弱みを知る」ということであり、イコール「自分を知る」ということになります。時には自分が「弱み」だと思っていた部分が他人から見ると「強み」だということもあり、捉え方次第で大きく認識が変わるので、自分の強みを正しく知ることは非常に重要です。

これは、漢方の学びに置き換えると「陰陽」の考え方に当てはまります。物事には「陽」の部分と「陰」の部分があり、互いに対立したり依存し合ったりしながらバランスを取っています。強み=陽と弱み=陰を理解したうえで物事を進めていくのは、起業においても大切なポイントになるでしょう。

潜在意識にある個性を知る

では、強みを知るにはどうしたら良いでしょうか?まずは自己分析シートのような机上のチェックシートで診断してみて、自分の傾向を知るのも良いと思います。

例えば、「ストレングスファインダー®診断」。これは米国のギャラップ社の開発した「オンライン才能診断ツール」です。Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。

ストレングスファインダー®における「才能」とは、次のように定義されます。“無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン”。すなわち、普段の自分の思考、感情、行動の「特徴」そのものが「才能=強みの元」だというのです。

ここで注目してほしいのは、“無意識に”というところです。私自身、最近「潜在意識」について学ぶことが増えてきたのですが、この無意識がキーポイントのようです。意識している部分は氷山の一角。その下には、巨大な無意識の領域があります。起業で行き詰まってしまったり、先が見えなくなったりした方は、この領域を整えないとなかなか前に進めません。

起業とは「自分探しの旅」

私は起業当初から、“起業は自分探しの旅”と位置付けています。

起業をすることで人生の棚卸しができますし、自分の人生を歩んでいる満足感や達成感が得られます。人は意外と自分のことを知らないものなのです。起業をすると、出会いの幅が広がるので、たくさんの価値観に触れることができます。そこで得る知見が、自分の凝り固まった思考をほぐし、器を大きくしてくれるのです。

頭ではわかっていることも、真に理解するまでは時間がかかります。そんな時に「他者」と触れ合えば、その人からエネルギーや多くの気付きをもらえるでしょう。そんな「気付き」を得たくて、私は日頃から多くの人と触れ合うようにしています。「成功したければ人付き合いを変えなさい」とよく言われますが、それはやはり環境が自分に与える影響が大きいということです。エネルギー、波動、潜在意識―よく理解していないと怪しい言葉に感じるかもしれませんが、やはりビジネスを成功させるには不可欠な要素だと感じています。

起業するといっても、必ず会社を辞めたり、今の環境を変えたりしなければならないわけではありません。週末だけ、隙間時間を活用しての起業も十分可能です。自分の学んできたことや価値観をアウトプットしてみると、思いもよらぬご縁や「運」を引き寄せることもあります。まずは怖がらずに,自分の伝えたいこと、日頃考えていること、大切にしていることなどをアウトプットしてみませんか?

強みを生かすには、その強みを認めてくれる仲間(環境)が必要であると常に感じています。あなたの価値観に触れて集まってくる人はきっといる。そんな人たちと、「未来が明るくなるお話」ができたら最高ですね!

■プロフィール
セルフブランディングプロデューサー
福田 宇華(ふくだ うか)
 
短大栄養科卒業。洋菓子メーカーに8年間勤務し、百貨店での店長業務経験後、結婚を機に退職。3人の息子に恵まれ専業主婦時代を過ごす。40歳前に栄養士パートで社会復帰すると、「漢方美活club」を立ち上げ個人事業主としてスタート。2020年7月にはuka planet(同)を設立し、自身のサロンマンションを購入する。食べる薬膳茶【美活eat薬膳茶】考案者。コミュニケーション能力・行動力・発信力を武器に、現在は自分らしく働きたい女性のサポートとしてコーチングやコンサルティング、起業塾の開講、ブランディングプロデュース、イベントプロデュースを手がける。「起業女性を孤独にしない」をモットーに、コミュニティやプロジェクト立ち上げ経験多数。『婦人公論』『anan』『朝日新聞Degital』『新時代のヒットの予感』などメディア掲載多数。日本橋三越カルチャーサロン「根本美人講座」開催経験あり。2021年「ミセスなでしこ日本」ファイナリスト。趣味はドライブと山登り。
 
uka planet 合同会社
URLhttps://ukaplanet.com/

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