注目企業インタビュー

サービス
24時間365日いつでも駆けつけて捜索開始
動物の専門家がワンチームで挑むペット探偵
ペット探偵キャットワン
代表 服部 菜保子
PROFILE
京都産業大学法科大学院で法律を学ぶ。保護猫団体で10年以上迷子猫や脱走猫の保護活動に尽力した後、コロナ禍以降、捜索依頼が急増したことを背景に「ペット探偵キャットワン」を開業した。MBA取得者、動物介護士などのスペシャリストと共に、迅速で丁寧な捜索を実施し、業界の健全化と全国展開を目指している。
COMPANY DATA
ペット探偵キャットワン
- 住所
- 〒621-0847
京都府亀岡市南つつじヶ丘桜台2-5-5 - URL
- https://neko-rescue.jp
ペットと飼い主、両者に手を差し伸べる

インタビュアー 亀山 つとむ
亀山 まずは、ペット探偵というお仕事を始められたきっかけから教えていただけますか?
服部 私は以前、「ワンニャンち」という動物保護団体で、10数年保護猫活動に携わり、迷子猫や脱走猫を譲渡会へとつなげてきました。ただ、コロナ禍以降、猫を飼うご家庭が急増し、捜索依頼も増加しまして。そうしたご依頼に十分に応えるために、「ペット探偵キャットワン」を立ち上げたんです。
亀山 私も猫を飼っていたのでとても関心があります。昔は家を自由に出入りするイメージでしたが、今は違うのでしょうか?
服部 ええ、現在は室内飼いが基本です。都市開発で川や公園がなくなり街の風景が大きく変わったため、猫の帰巣本能も乱れやすくなっているんですよ。しかもブリーダーさんに育てられた猫は、外暮らしの経験がないケースが多いです。狩猟本能も弱くなり、外に出ても食べ物を自分で確保できず、帰り道を見失いやすい。結果として、帰りたくても帰れない猫が増えてしまうんです。
亀山 猫の本能が衰えているため、野生に戻ることも難しいのですね。ご依頼はどれくらいあるのでしょう?
服部 ひっきりなしですね。京都・大阪・滋賀に限定してご依頼をお受けしているものの、人手が追いつかない状況です。
亀山 それほどとは・・・。ペットが迷子になってしまい不安を抱えている飼い主さんのことを思うと、本当にいたたまれない気持ちになります。ペット探偵は、今まさに必要とされているお仕事なんですね。
服部 ペットは心を支えてくれるかけがえのない存在です。猫ちゃんはもちろん、そういった飼い主様の思いにも寄り添うべく、この事業に取り組んでいます。
明朗会計を徹底し信頼を獲得
亀山 実際の捜索は、どのような流れで進めるのですか?
服部 まず飼い主様にヒアリングを行います。名前の呼び方や普段の生活環境、性格などを詳しくお聞きし、行動パターンを分析したうえで捜索計画を立てていきます。性別や避妊の有無、逃げた時間帯によっても行動が変わりますので、丁寧な情報収集が欠かせません。
亀山 人間と同じように、それぞれで行動の仕方が異なるわけですね。
服部 そうなんです。そして、私が何より重視しているのはスピードです。猫の捜索には“24時間以内”というゴールデンタイムがあり、その間に保護できる確率は約70%とされています。そのため、50km圏内のお客様については、必ず1時間以内に駆けつけるようにしています。
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