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教育・スクール
トライアスリートが指導する学習塾
丁寧な指導で学力と学ぶ意欲を育む
梅田塾
代表 梅田 航平
PROFILE
神奈川県茅ヶ崎市出身。2012年ロンドン五輪のトライアスロンをテレビで見て感動し、2014年にニュージーランドで初のアイアンマンレースに挑戦。その後も競技者として活動を続ける。機械メーカー勤務やトライアスロン一本での挑戦を経て、2019年に「梅田塾」を開講。
COMPANY DATA
梅田塾
- 住所
- 〒243-0303
神奈川県愛甲郡愛川町中津752-1
E・H中津ビル 2F - URL
- https://umedajuku.com/

インタビュアー 村田諒太
村田 神奈川県愛川町で「梅田塾」を運営していらっしゃる梅田代表。講師であると同時に、トライアスロンの選手としても活動されているそうですね。まずはこれまでの歩みについて教えてください。
梅田 トライアスロンを始めたきっかけはロンドン五輪でした。テレビで競技を見て感動し、大学卒業直前に思い切ってニュージーランドで初のアイアンマンレースに挑戦したんです。当時は自転車もウェットスーツも持っておらず、ゼロからのスタートでしたが、周りの人に助けてもらいながら何とか完走できました。その時、久しぶりに「心から燃える感覚」を味わい、「一生をかけてこの競技に取り組みたい」と強く感じたんです。機械メーカーへの勤務を経て、トライアスロン一本で挑戦した時期もありますが、現在は競技を続けながら、梅田塾で子どもたちの指導に力を注いでいます。
村田 トライアスロンとの出合いが、代表にとってかけがえのないものだったことが伝わってきます。2019年から梅田塾を開かれたそうですが、どの年代のお子さんが通っているのでしょうか?
梅田 小学生から高校生まで幅広く受け入れていますが、中心は中学生で、高校受験を目標に通う生徒が多いですね。一人ひとりの学習状況や生活習慣を踏まえて、勉強の習慣づけを行い、着実に力がつくよう指導しています。これまで受験まで指導した生徒は40名ほどですが、全員が志望校に進学しています。
村田 それは素晴らしいですね。梅田塾さんならではの強みについてもお聞かせください。
梅田 一番の強みは「一人ひとりを丁寧に見られる環境」です。一般的な塾では講師・経営者・受付が分かれていることが多いですが、当塾はすべてを私1人が担っています。生徒の日頃の様子や学習状況などは私が直接把握しているので、保護者の方と面談する際も、すべて細かくお話しできます。だからこそ、保護者の方にも安心して任せていただけているのだと思います。
村田 先生ご自身が好きなことを追求しながら、同時に社会貢献も果たしている。その姿勢自体が子どもたちにとって良い刺激になりそうですね。
梅田 そう言っていただけると嬉しいです。塾で子どもたちと接する時間はとても楽しく、新しい気付きをもらえる大切な時間です。トライアスロンと塾、どちらもあるからこそ生活が充実していると感じますし、情熱を注げるものがあることは、人生を豊かにしてくれると実感しています。
村田 学びでもスポーツでも、何かに本気で打ち込んだ経験がある子は、その経験を必ず他の分野にも生かせると思います。
梅田 私もそう思います。だからこそ、子どもたちには自分の好きなこと、夢中になれるものを大切にしてほしいですね。勉強もスポーツも、日々の積み重ねが力になります。その積み重ねを支えるのが私の役割です。これからも子どもたちが自分の力で未来に向かって走り出せるよう、全力でサポートしていきたいと思います。
