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足を整えることから健やかな体へ<br />
看護師だからこそできるフットケア<br />

医療・福祉

足を整えることから健やかな体へ
看護師だからこそできるフットケア

ナースのフットケア おやゆびひめ
代表 平本 すずえ

PROFILE

病院で看護師として働いた後、看護学校の教員を務める。約7年間勤務する中で、Wワークとして訪問看護をスタート。やがてフットケアに興味を持つようになり、医療フットケアスペシャリストの資格を取得。これまでの経験・知識を生かし、フットケア専門店「ナースのフットケア おやゆびひめ」をオープンした。

COMPANY DATA

ナースのフットケア おやゆびひめ

住所
〒243-0033
神奈川県厚木市温水1170-2
URL
https://nf-oyayubihime.jp

 

インタビュアー 名高 達男

名高 フットケアを専門としたサロン「ナースのフットケア おやゆびひめ」さん。屋号の通り、以前は看護師をされていたのでしょうか?

平本 そうなんです。病院での業務の他にも、看護学校の教員を7年ほど務めまして。その後、あらためて訪問看護を始めたことで、フットケアの重要性を感じるようになったんです。

名高 教員ともなると、現場の経験に加えさらに深い知識が必要そうですね。

平本 まさに体系的な学びと経験のどちらも重要でした。看護の仕事とは、観察することで過去を診て、未来につながる行動を考えることだと思っていて、「どうして今、この状況になっているのか」ということを突き詰めていくと、これまでの生活習慣や人柄まで見えてくる──そこから原因を探り、改善策を導き出すことで、どんどん患者さんも変わっていくんですよ。

名高 根本的な原因を知ることが大切なのですね。私も最近、自分の足の爪が気になるようになってきたのですが、これも今までの生活習慣によるものなのでしょうか?

平本 まさにおっしゃる通りで、足から得られる情報は多く、爪の切り方1つで歩き方が変わることもあります。痛みがない状態にまで整えていくことで、外に出かけようとする前向きな気持ちも生まれると思うんです。

名高 私も毎朝のランニングと筋トレが習慣でして、元気に歩き続けられると、人生にも楽しみができますよね。実際に、どういった施術をされているのですか?

平本 爪の不具合への専門的なアプローチはもちろん、歩く際に不快感につながるタコ・ウオノメなども専門的な器具で丁寧にケアしていきます。さらに、同じ症状が出ないよう、靴の選び方から歩き方、立ち姿勢、生活習慣などについてもアドバイスいたしますよ。

名高 今抱えているトラブルの軽減のみならず、予防策までお伝えしてくださるんですね。お話をうかがって、足はケアを考える中でもついつい後回しにしてしまうことが多い印象ですが、とても大事な部分だということがよくわかりましたよ。

平本 フットケアというと、少しハードルが高く聞こえるかもしれませんが、虫歯予防の検診やちょっとした不調で歯医者に通う感覚で。気軽に相談しに来られるようなフットケアサロンにしていければと思っています。

名高 長年、看護師として現場第一線で活躍されてきた平本代表。その経験・知識があるからこそできる施術があるのだと思います。完全個室のプライベート空間で、悩みがある方が気軽に通えるサロンとして、まずは地元から広げていってくださいね!

 
 

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