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サッカーを通じて夢を持つ大切さを伝える<br />
礼儀や協調性を育み人間力も高めるスクール<br />

教育・スクール

サッカーを通じて夢を持つ大切さを伝える
礼儀や協調性を育み人間力も高めるスクール

デサフィオサッカースクール
代表 寺前 徹

PROFILE

大阪府門真市出身。幼少期よりサッカー一筋に打ち込み、高校時代から指導経験を重ねる。日本サッカー協会公認C級ライセンス・キッズリーダーの資格を取得し、2017年に滋賀県を拠点とする「デサフィオサッカースクール」を開業。守山・栗東・東近江などで幼児から小学生を対象に丁寧な指導を行っている。

COMPANY DATA

デサフィオサッカースクール

住所
〒503-2124
岐阜県不破郡垂井町宮代1583
URL
https://desafio-fs.net/

 

インタビュアー タージン

タージン サッカー一筋に歩んでこられたという寺前代表。まずはこれまでの歩みをお聞かせいただけますか。

寺前 私がサッカーを始めたのは3歳の頃です。ちょうどJリーグが開幕し、地域全体が盛り上がっていた時期で、気付けばボールを蹴っていました。高校時代から後輩の指導に携わり、日本サッカー協会公認C級ライセンスやキッズリーダーの資格も取得しました。2017年に独立し、現在は守山市・栗東市・東近江市・輪之内町を拠点に「デサフィオサッカースクール」を運営しています。

タージン 活動エリアが広いのは保護者にとっても通いやすいですね。対象年齢やクラス分けについても教えてください。

寺前 対象は3歳から小学生まで。学年ごとにクラスを分け、体格差にも配慮しています。週1回から週3回までコースを選べるほか、夏休みなどは希望者に向けて無料の追加レッスンも行っています。また、卒業した教え子が練習に顔を出し、小さな子どもたちをサポートしてくれることもあり、世代を超えた交流が自然と生まれているのも特徴です。こうした縦のつながりがあることで、子どもたちも年齢の違う仲間と接する経験ができ、人間関係の幅を広げていけると感じています。

タージン 単なるサッカースクールではなく、教育的な要素を重視されているのですね。

寺前 はい。サッカーの技術を教えることは当然ですが、それ以上に「挑戦する心」を育みたいと考えています。礼儀や協調性、人間力を養い、社会に出ても通用する人材になってほしい。私自身、これまで本気でサッカーに向き合った経験が人とのコミュニケーションや忍耐力を育ててくれました。その学びを次の世代に伝えることが、このスクールを立ち上げた理由です。

タージン すでに成果も現れているのではないでしょうか?

寺前 はい。強豪校への進学を希望する生徒には監督と連携し、適切な進路を提案するなど、将来への架け橋づくりも行っています。例えば、県外のサッカー強豪校に進んだ子もいて、現役で活躍する姿は後輩たちにとって大きな刺激になります。また、地域のイベントに参加したり、現役プロ選手を招いて交流の場を設けたりすることで、サッカーを通じて地域そのものを盛り上げていきたいと思っています。今後は専用グラウンドを持ち、子どもたちが自由に練習できる環境を整えることが目標です。スクール生はもちろん、地域の子どもたちにも開放し、誰もが安心して挑戦できる場所を提供していきたいですね。

タージン サッカーの枠を超えて、子どもたちの未来に希望を与える取り組みですね。寺前代表の情熱を強く感じました。これからも地域の子どもたちのために頑張ってください。

 
 

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