注目企業インタビュー

建設
若さを生かしたチームワークで躍進
安全・美観を両立する造園の匠集団
株式会社 Meteor
代表取締役 中島 龍弥
PROFILE
地元の先輩に誘われ17歳で造園業界へ。腕を磨き22歳で個人事業主として独立した後、2024年に(株)Meteorを立ち上げた。公共工事や住宅・施設などの特殊伐採にも対応している。20代中心のスタッフたちと協力しながら、卓越した技術力でまい進中。
COMPANY DATA

株式会社 Meteor
- 住所
- 〒189-0023
東京都東村山市美住町1-20-3
ファンクレール 202 - URL
- https://meteor-landscape.com

嶋 まずは、中島社長が造園業界に進まれたきっかけを教えてください。
中島 私がこの仕事を始めたのは2016年で、造園業をしていた地元の先輩に誘われたことがきっかけです。当初は造園業というと自宅の庭木を剪定するくらいしか知らなかったのですが、思い切って飛び込んで修業を始め、22歳で独立しました。2024年には法人化を果たし、現在は公園・街路・学校などの樹木を管理する公共工事を中心に事業を展開しています。また、住宅のお庭や生け垣の剪定、草刈り、定期的なメンテナンスもお任せください。他にも、高所作業車やロープを使って樹木のお手入れをする特殊伐採も得意としています。
嶋 お若いながらも経験豊富で頼もしいですね。スタッフさんも若い方が多いのでしょうか?
中島 当社のスタッフは私を含め7名で、最年長が32歳、最年少は21歳です。職人の高齢化と人手不足に悩む造園業界の中では異例の若さで、他社の方から「なんでそんなに若い子ばかり集められるんだ」と驚かれるほどなんですよ(笑)。しかも、スタッフのうち2人は未経験から私が育てた職人なんです。
嶋 優れた人材育成力も(株)Meteorさんの強みの1つですね。一流の職人を育てるために、中島社長が心がけていることは何でしょうか?
中島 私が常に意識しているのは、一人ひとりに合わせた方法で指導を行い、それぞれの美的センスを生かすことです。自分の価値観を押し付けず、本人がきれいだと感じるよう作業してもらうことが大切だと思っています。ただ、造園は転落などの危険が伴う仕事でもあるので、ロープの使い方をはじめとした安全面の指導は徹底しているんです。
嶋 自ら考え工夫した結果、納得のいく施工ができれば仕事の楽しさにもつながりますし、街を歩くと自分たちの手で整備した公園や街路樹が見られるというのは、とてもやりがいがありますよね。造園は素晴らしいお仕事だと思います。
中島 ありがとうございます。私たちの役目は、公園なら景観に配慮する、街路樹なら木の枝が人や車に当たらないようにするなど、場所ごとに重要な点を頭に入れながら施主様のご要望を形にすることです。もともと私は植物に興味を持っていたわけではないですが、造園の仕事を始めてからは、四季折々の花が咲き心を癒やしてくれる自然が大好きになりました。この仕事の楽しさを、大勢の方に伝えたいです。
嶋 造園の仕事に誇りを持って取り組む中島社長。最後に、今後の展望をお聞かせください。
中島 2人ほど職人を増やし、若さを生かした体力と抜群のチームワークで事業を拡大していきたいです。そして、今後も「楽しく明るく元気に」をモットーに、スタッフ皆で力を合わせ走り続けます!


GUEST COMMENT
嶋 大輔
お若いながらも豊富な経験を持ち、造園の魅力を大勢の方に伝えたいと語る中島社長。お話をうかがって、地道に汗をかきながら樹木の管理に精を出す社長とスタッフさんの活気がとても伝わってきました。社会と人々のために励む(株)Meteorさんのさらなる飛躍を私も期待しています!