注目企業インタビュー
最新ロボット導入で経営課題を解決
北の大地で進化し続ける酪農一家
固定観念に捉われない挑戦心で進化し続ける

「Private salon belle」の施術中の様子
矢部 それでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。まずは北藤社長からお願いします。
北藤(英) 私は父の跡を継いでから、酪農の自動化を大きく進めてきました。おかげさまで事業も好調で、今後は自社の国産牛をブランド商品にしていくことも視野に入れています。この先も自動化を推し進め、スタッフ全員がゆとりを持って仕事に取り組める環境をつくり、生産性向上や事業拡大を実現していきたいです。
矢部 スタッフさんのモチベーションアップにもつながっていきそうですね!
北藤(英) はい。ただひとつ忘れてはいけないのが、牛たちは商品である前に生き物であるということです。命を扱うのですから、何もかも機械任せにするのではなく、自分の目で牛たちを見て、真心を込めて育てるのが大切だと考えています。これからも酪農に従事する1人の人間として、命への感謝や敬意を決して忘れてはならないことを、家族やスタッフみんなに伝えていきたいと思っています。
北藤(梨) 私は今後も夫を一番近くで支え、会社全体を盛り立てていきたいと思っています。サロン経営者としての目標は、女性の体の悩みがなくなるようケアし続けること。そして、女性がもっと自分らしく生きられる世の中を実現したいです!
北藤(英) 私も妻も、新しいことにどんどん挑戦していくという点は同じ。お互いが同志のような存在です。今後も広尾町の酪農を盛り上げていきたいと思いますので、ご期待ください!

GUEST COMMENT
矢部美穂
北藤社長の常識にとらわれない決断力と発想力、梨紗さんの「女性が自分らしく生きられる世の中をつくりたい」という大きなビジョンに感銘を受けました。2人の背中を見ながら、いつか長女の唯歩さんも経営の中心を担う存在に――そんな明るい未来を想像しました。今後の(有)北藤ファームさんの発展がとても楽しみです!