PROFILE

看護師として透析室に勤務。足のトラブルに苦しむ患者と多く接する中で、「足の健康を支えるケア」の重要性を実感し、フットケアの知識を一から学び始める。その後、「フットケアサロン 爪と足の相談室 ravi」を開業。現在も看護師として医療現場に立ちながら、サロンでの施術および訪問ケアを行っている。フットケア・足病治療認定師の資格を所持。

COMPANY DATA

足に悩みを抱える人々の力になりたい

インタビュアー 矢部 美穂

矢部　「フットケアサロン 爪と足の相談室ravi」の小室代表。まずはサロン立ち上げの経緯から教えてください。

小室　私はもともと看護師として勤務しており、透析患者さんを担当する中で、足にトラブルを抱えている方と多く接してきました。その経験から、足のケアについてもっと深く学びたいと思うようになり、学会に通って一から勉強を始めました。実は当時、私自身も巻き爪に悩まされていて･･･。ある学会で巻き爪ケアを体験したところ、痛みが和らぎ、心まで軽くなったんです。この体験を通して、同じように足に悩みを抱える多くの方々を助けたい、この感動を広めたいと思うようになり、サロンを立ち上げました。現在も看護師として働きながら、フットケア・足病治療認定師などの資格を生かして、お客様と向き合っています。

矢部　看護師とサロンオーナー、二つの立場から地域の方々の健康を支えているのですね。とても素敵です。特に女性は、足や爪に痛みや変形があっても人に相談しにくい部分がありますよね。その点、こちらのサロンのように親しみやすい雰囲気なら、病院では話しにくいことも安心して打ち明けられると思います。

小室　そうですね。当サロンは肩ひじ張らず、どなたでもリラックスして過ごしていただける空間です。年齢や性別を問わずご相談いただいていますし、外出が難しい方にはご自宅への訪問対応も行っています。足は体の“土台”であり、全身の健康や生活の質に深く関わっています。予防からアフターフォローまで一貫して対応することで、フットケアの大切さをより多くの方に伝え、足の悩みを抱える方々のお力になりたいと考えています。