PROFILE

大学在学中に看護師、保健師、養護教諭の資格を取得。22歳で病院に就職し、救命救急の現場に5年間にわたり従事する中で、健康寿命を延ばす予防医療や美容への関心を深める。現場経験を生かしながら脱毛サロンの店長として経営・施術を学び、2024年11月、脱毛・フェイシャル・男性機能回復を専門とするプライベートサロン「sun」を開業した。

COMPANY DATA

大阪市にあるプライベートサロン「sun」。脱毛からフェイシャルケア、さらには男性機能の回復支援まで、従来の美容サロンの枠を超えたサービスで注目を集めている。看護師としての知見と実績を生かし、利用者の健康と自信を支える独自のスタイルを貫く小西氏に、タレントの矢部美穂さんが話をうかがった。

看護師を経て脱毛サロンの店長に

インタビュアー 矢部 美穂

矢部　本日は、大阪市にあるプライベートサロン「sun」さんにお邪魔しています。入口の扉を開いた瞬間、落ち着いた内装と香りに癒される空間が広がっていて、ここが脱毛サロンであることを忘れてしまいそうです。小西さんは、もともと看護師としてご活躍されていたとうかがいました。

小西　はい。大学では看護師、保健師、養護教諭の3つの資格を取得し、卒業後は病院の救命救急センターで勤務していました。心停止など、命に関わる現場に立ち会うことが多く、非常に密度の濃い日々でしたね。

矢部　まさに命の現場。精神的にも過酷な環境ですよね。

小西　そうですね。目の前の命をどう救うかという視点に集中する一方で、「本当に良い看護とは何か」と自問するようにもなっていきました。そんな時に、一人の経営者の方と出会い、感銘を受け私も「自分で何かやってみたい」と思うようになりました。

矢部　そこで転身を決意されたと。

小西　はい。ただ、すぐに独立という形ではなく、最初は知人の紹介で脱毛サロンの店長を2年間経験しました。現場での接客や施術はもちろん、売上管理や経営者としての考え方など、サロン運営の全体像を学ぶ機会になりましたね。そして2024年11月、ついに自身のサロン「sun」をオープンしました。