PROFILE

大阪府出身。小学校より野球に打ち込み、京都外大西高校、日本大学でキャッチャーとして活躍。大学卒業後は地元・吹田市の消防本部に就職。3年半の消防士勤務を経て大手不動産仲介会社に転職し、経験を積む。2025年に独立し、（株）リーガル不動産を設立。目利き力とスピード感を武器に、不動産の買取再販を軸とした事業を展開している。

COMPANY DATA

老朽化や空き家となった不動産に新たな価値を吹き込み、市場に再び流通させる──。不動産の買取再生事業および不動産売買仲介事業を中心に展開する（株）リーガル不動産は、不動産コンサルティング事業も手がけ、顧客の資産価値向上をトータルで支援している。代表取締役の平野氏が語る、スピードと信頼を重視した経営哲学に、野球解説者のT-岡田氏が迫った。

野球一筋から消防士、そして不動産業界へ

インタビュアー T-岡田

岡田　実は平野社長と私は、小学校・中学校時代に在籍していた野球チームが同じなんですよね。

平野　そうなんです！T-岡田さんにはサインをいただいたこともあって、同じチーム出身の大先輩として憧れの存在でした。私は小学校1年生から野球を始めて、京都外大西高校、そして日本大学へ進みました。大学では多くの同期や先輩後輩がプロ野球選手になるなど、周囲のレベルの高さに刺激を受けながら本気で打ち込んでいました。

岡田　まさに野球一筋の青春時代ですね！大学卒業後は、すぐに不動産業界に？

平野　いえ、最初は地元に戻り、吹田市消防本部で消防吏員士として3年半勤務しました。その後、大手不動産仲介会社に転職して経験を積んでから2025年4月に独立したんです。

岡田　消防士から不動産業界というのは、かなり思い切ったキャリアチェンジですね。

平野　実は、父も不動産業を営んでおり、兄も同業です。その背中を見て自然と興味を持つようになりました。家業に入る道もありましたが、最終的には「自分の力でどこまでやれるか」に挑みたくて、独立を選びました。

岡田　勇気ある選択ですね。私も現役の頃、誰かの型に合わせるより“自分のスイングで勝負する”という決断をしてきましたのよくわかります。ところで、社名にはどんな想いを込められたのでしょうか。

平野　「リーガル不動産」は、かつて父が運営していた会社の名前なんですよ。現在その会社は社名を変更していますが、創業当時からの理念やご縁を引き継ぎたいと思い、あえてこの屋号を復活させました。ここ西天満は、リーガル不動産発祥の地でもあり、法律事務所をはじめとした士業の方が多いエリアでもあるので、信頼感のある屋号として覚えていただけたら嬉しいです。