注目企業インタビュー

建設
ブランドメッセージを空間で伝える
オーナーの思いを形にする内装会社
株式会社 LAWSANCE
代表取締役 土肥 陸矢
PROFILE
香川県出身。神戸芸術工科大学を卒業後、店舗内装の設計や施工を手がける会社に入社し、約4年間にわたり経験を積む。将来の独立を見据えて同業の小規模な企業に転職し、設計だけでなく営業にも携わりながら、大手衣料品チェーンの案件を獲得するなど実績を重ねた。2024年に(株)LAWSANCEを設立。「素材を生かした“カワカッコイイ空間”づくり」をコンセプトに掲げ、活躍中だ。
COMPANY DATA
株式会社 LAWSANCE
- 住所
- 〒660-0051
兵庫県尼崎市東七松町1-14-1
ピオーネ東七松A棟 203 - URL
- https://www.instagram.com/lawsance_design/
店舗、オフィス、住宅の内装工事をワンストップで手がける(株)LAWSANCE。同社の土肥陸矢社長は、店舗オーナーの思いをくみ取り、ブランドメッセージを空間で表現することを大切にしている。同氏のこれまでの歩みや仕事に懸ける思いについて、野球解説者のT-岡田さんが話をうかがった。
デザインから施工管理までワンストップで対応

インタビュアー T-岡田
T-岡田 “積み重ねの先にしか、大きな一発はない”――そんな野球の世界と通じるものを感じるのが、デザインや設計のお仕事です。今日はその道を地道に歩み続け、独立を果たされた土肥社長にお話をうかがいます。まずは、起業するまでの歩みを教えていただけますか?
土肥 私は神戸芸術工科大学を卒業後、店舗のデザイン設計や施工を手がける会社に就職し、約4年間働きました。当時から「将来は独立したい」と考えていたので、自分の実力を試したくて、スタッフ数人の小さな会社に転職したんです。自ら営業も担当し、新たなお客様を獲得するなどして経験を積んだ後、2024年に29歳で当社を立ち上げました。
T-岡田 周囲の期待やプレッシャーの中で結果を出す――プロ野球の世界もまさにそうですが、土肥社長も小さな組織の中で“打席”をたくさん経験されたわけですね。私自身、ホームラン王になるまでの道のりでは、1本のホームランの裏に、数えきれない練習と失敗がありました。現場での経験の一つひとつが、独立につながったという感覚はありますか?
土肥 まさにその通りです。お客様からの厳しいご要望や、現場でのトラブルもありましたが、そうした経験こそが自信になりました。どんな状況でも対応できる“守備範囲の広さ”のようなものは、今に生きていると思います。
T-岡田 野球でも、失敗を恐れず挑戦した選手だけが、次のステージに進めると感じています。では改めて、(株)LAWSANCEさんの事業内容をお聞かせください。
土肥 当社では、店舗・オフィス・住宅の内装デザイン設計から施工まで一貫して対応しています。さらに什器設計・施工、看板・サイン計画、チラシ・名刺・ロゴ制作など、幅広い案件にワンストップで対応できるのが最大の強みです。内装のお仕事では、私自身がデザインから設計、現場管理まですべて担当いたします。そうすることで、お客様の思いを最大限に反映した空間づくりを実現しているんです。