注目企業インタビュー

サービス
多彩なジャンルのアニメーション動画で
クライアントの叶えたい目標を実現する
TooN 合同会社
代表 横山 将明
PROFILE
CGを学ぶためアメリカに1年半留学。帰国後は伝統工芸の仕事をする父のもとで経験を積む。やがて企業に勤務してグラフィックデザインや動画編集の仕事に長年携わり、クライアントおよび制作の幅を広げようと、40歳を機に独立。フリーランスとして活動後の2022年、滋賀県大津市にてTooN(同)を設立した。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 520-0044
滋賀県大津市京町4-4-8 - URL
- https://toon-studio.com/

インタビュアー 今岡 真訪
今岡 アニメーション動画制作を中心に手がけられているTooN (同)さん。まずは横山代表のこれまでの歩みをお聞かせください。
横山 私はCG技術を学ぶためにアメリカに1年半ほど留学した後、帰国して伝統工芸の仕事をしている父のもとで働いていました。しかし、デザインの仕事を追求したいという思いが募り、地元の企業に入って動画や広告、デザインなどのクリエイティブ業務を経験したんです。そしてより多くのクライアントと出会い、制作の幅を広げていこうと、40歳を機に独立を決意しました。そして、コロナ禍と同時にアニメーション動画制作の受注が増えたことで、2022年に当社を設立したんです。
今岡 アニメーション自体はテレビや映画で昔からありますし、日本の誇る文化の1つだと思いますが、なぜ広告の業界で注目され始めたのでしょうか?
横山 私の経験ですと、例えば企業の採用動画の制作する際に、実際に働く従業員の方々を撮影すると思うのですが、そのうちの誰かが辞めてしまうと差し替える必要が出てきます。そこで、リスク回避のためにモデルに出演を頼むと、出演費用や使用更新費用などでさらに製作費がかさんでしまいますよね。しかし、アニメーション動画であればそうした心配がなく、安定して掲載し続けることができるんです。
今岡 なるほど。アニメーション動画にしかないメリットがあるのですね。これまで豊富な経験を積んだ横山代表であれば、そうしたアドバイスもいただけますし、安心して動画制作をお任せできます。
横山 ありがとうございます。当社は企画から制作、納品まですべてワンストップで対応し、クライアントの実現したい目標を丁寧にヒアリングしたうえで、課題解決に最適なアニメーション動画を制作しています。HPで掲載したり、展示会やセミナーで流したりなど、多種多様な用途がありますので、ヒアリングの中でそれぞれの目的に合わせた見せ方を調整していくんです。また、近年では生成AIの飛躍的な進歩が話題になっていますが、現状ではAIで制作した作品は似たり寄ったりになりがちで、著作権侵害の懸念もあるため大手企業のクライアントは使用を避けることもあります。私たちもAIを活用できるところは活用しますが、最終的に「これはわれわれのオリジナルです」と証明できることが肝心で、当社にはその品質を担保するだけの技術があると自負しているんです。
今岡 それはとても力強いお言葉で、これまで横山代表が培われた経験がひしひしと伝わってきます。将来のビジョンについても、ぜひおうかがいしたいです。
横山 これまでは依頼に応える仕事が中心でしたが、今後はそれと合わせてオリジナルの自社コンテンツを制作し、YouTubeやTikTokなどのSNSを通じて世界に発信していきたいと考えています。そうしてより多くの方に、日本ならではアニメーションの魅力を伝えていきたいですね。
今岡 完成した動画もいくつか見せていただきましたが、細部へのこだわりが本当にすごくて感動しました。ぜひ今後もその情熱で、世界に向けた唯一無二のコンテンツを発信していってください!