注目企業インタビュー

サービス
キャリアコンサルと営業支援の両輪で
人生の迷いを晴らす伴走者になる
合同会社 ココロミ
代表 小沼 直也
PROFILE
消費財メーカーおよびIT業界のSaas型ソリューションなどで約20年にわたり営業職に従事する。やがて「誰かのキャリアや強みを一緒に考え、伴走できるプロになりたい」という思いが募り、2021年にキャリアコンサルタントの国家資格を取得。2025年に(同)ココロミを立ち上げた。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒 231-0861
神奈川県横浜市中区元町4-168 - URL
- https://cocoromi123.com/
八重樫 キャリアコンサルティングと営業支援事業を手がけられている(同)ココロミさん。小沼代表はどのようなきっかけで今の仕事を始められたのですか?
小沼 25歳で初めて経験した転職活動が原点になっています。自分のやりたいことや価値観を明確にしないまま始めたため、内定をもらっても納得できずに断ることを繰り返し、“人生の迷子”になってしまったんです。その時、私の強みや価値観を一緒に考えてくれるプロが身近にいないと気付き、だったら自分がプロになって、同じ悩みを持つ人の伴走者になろうと決意しました。そして2021年にキャリアコンサルタントの国家資格を取得した後、2025年に当社を設立したんです。
八重樫 私も現役を退いてトレーナーになり、まさに選手にとっての伴走者として日々格闘していますが、人を育てるというのは難しいですよね。彼らにも一人ひとりのスタイルがあるので、それを伸ばしていくことが重要だと感じています。
小沼 八重樫さんのおっしゃったことは、ビジネスキャリアにも通じると思います。人のキャリアは本人がどう思うかが何より大切で、横から「こうしたほうがいい」とアドバイスするのは簡単ですが、それがその人にとってベストの答えとは限りません。また、伴走者が答えを教えてしまうと自分で考えなくなり、依存関係になってしまう可能性もありますよね。だからこそ、私はその人自身が自立して自分のキャリアを築いていくためのサポートを行っているんです。
八重樫 それは素晴らしいお考えだと思います。営業支援を手がけようと決めた一番の動機は何ですか?
小沼 昨今はAIの活用やDX化の流れもあり、営業をやりたがらない人が増えています。結果がはっきり表れる厳しい世界なのは確かで、私も内向的なタイプなので苦労しました。ですが、学習と試行錯誤の積み重ねで自分のスタイルを見つけて以来、営業がとても面白くなり、人生が色鮮やかなものに変わったんです。だからこそ、営業は外向的な人だけのものじゃなく、内向的な人や、苦手だと感じている人でも楽しく成果を挙げられることを、経験を通じて伝えたいと考えました。
八重樫 小沼代表は言語化が巧みで、これまで培ってこられた経験の厚みを感じます。最後に、今後に向けてのビジョンをお聞かせください。
小沼 キャリアコンサルティングと営業支援の2方向のサポートをさらに前へ進めるため、オンラインサロンを開く予定です。ゆくゆくはサロン会員との代理店契約を結んでサービスを拡大したり、独立支援をしたりなど、一人ひとりの目的にあったサポートができる体制を整えていきます。キャリア形成に思い悩む方々に寄り添うため、これからも誠心誠意努めていくつもりです。

GUEST COMMENT
八重樫 東
営業マンとして豊富な経験を積んでこられた小沼代表はとてもお話ししやすく、「この人だったら相談に乗ってもらいたい」「的確なアドバイスをもらえそう」という気持ちになりました。ぜひ今後もそのお人柄と優れたノウハウで、たくさんの方の悩みをサポートし、明るい未来に導いていってください。