注目企業インタビュー

美容・健康
子育てママの体と心に寄り添う
子連れでも気軽に通える接骨院
安佐南orizuru骨盤接骨院
院長 藤本 和史
PROFILE
学業修了後は接骨院に勤務。その際に産後の患者と出会い、育児の大変さを実感したことから、子連れの母親にフォーカスした「安佐南orizuru骨盤接骨院」を開業した。現在は同業他社への産後骨盤矯正の指導や地域の幼稚園、保育園の子どもたちへ正しい姿勢やお菓子の選び方などの講義も行っている。
(ご依頼は下記InstagramのDMへ)
台北医学大学 解剖学課程修了 著書:『産後のすすめ』
COMPANY DATA

- 住所
- 〒731-0102
広島県広島市安佐南区川内1-5-30 - URL
- https://www.ekiten.jp/shop_1619054
https://www.instagram.com/orizuru_fujimoto
嶋 まずは、藤本院長が独立に至ったきっかけを教えていただけますか?
藤本 私は学生時代に野球に取り組んでいて、体力には非常に自信があったんですが、接骨院で働いていた際にたまたま産後のママさんが来院されまして。施術の間私が赤ちゃんを抱っこしていたところ、次の日腕が筋肉痛になっていたんですよ(笑)。そこで、スポーツをしている人以上に育児は大変なんだと気付き、子連れの方でも安心して通っていただける接骨院をつくりたいと思い、当院を開業しました。
嶋 もともと野球をされていたのであれば、アスリートに特化した院などを手がけそうなイメージですが、それだけ衝撃的な体験だったのですね。施術内容やメニューについても教えてください。
藤本 施術の効果がよりあがるように栄養学の資格も取得し、「施術」「筋トレ」「食事指導」の三位一体をベースとしています。施術メニューは産後骨盤矯正を中心に、妊活・逆子施術や美容整体に加え、肩こり、腰痛、椎間板ヘルニア、自律神経施術など幅広く対応しています。また筋肉量や体脂肪量、自律神経などを機器で測定し、客観的に視覚化したデータをもとに、感覚に頼らない施術を心がけています。
嶋 それは施術を受ける側も安心できますね。患者さんと接するうえで、大事にしていることはありますか?
藤本 堅苦しい院にはしたくないので、ママさんたちが気軽に通えて、愚痴も言えるような場所でありたいと思っています。通っている患者様もお子さん連れが多いので、我が子が泣いてもお互い様のような雰囲気があったり、待っておられる患者様が我が子以外をあやしてくれていたりもします。また、キッズスペースや授乳室も完備しており、保育士経験や育児経験のあるスタッフが在籍しています。受付スタッフも、以前当院に通ってくれていた3児のママさんなんです。
嶋 周りに気を遣うことなく子どもを連れて行けるのはありがたいでしょうね。
藤本 そうおっしゃっていただけると嬉しいです。ママさんの症状が良くなることで、子どもも幸せにすることができる―それがこの仕事の魅力だと感じています。私たち男性は、子どもを産むことができません。でも、自分が経験できない分野だからこそ、より施術の知識や技術を身に付けて、子どもを産んでくれたママさんたちをサポートしたいと思っています。そして、間接的に少子化問題にも貢献できれば嬉しいです。
嶋 1人施術すれば2人笑顔にできる、素晴らしいお仕事だと思います。最後に、今後の展望について教えてください。
藤本 私と同じくらい産後ママさんに対する思いがある人がいれば、一緒に事業展開していきたいですね。本業は接骨院ですが、ママさんたちの力になれることであれば、業種にとらわれることなく形にしていきたいと考えています。

GUEST COMMENT
嶋 大輔
「安佐南orizuru 骨盤接骨院」さんは、接骨院でありながら、ママさん同士で情報交換ができるコミュニティの場でもあると感じました。ママさんたちのためを思い、積極的に知識や技術を取り入れようとする姿勢がとても素晴らしいです。ぜひ今後も、ママさんたちの心強い味方として活躍してくださいね!