注目企業インタビュー

サービス
経験を活かす!社会を変える!
「ONE TEAM」によるサステナブルなプロジェクト支援
株式会社 Le’aDESIGN.TOKYO
President&CEO 山崎 直里
PROFILE
30代前半からシングルマザーとして、2人の娘を育てながら、大規模なシステム開発プロジェクトのマネジメントを務める。その後、ソフトバンク(株)CSR部門での自治体課題解決やSDGs部門でのESG戦略を経て、2023年に独立。翌2024年に(株)Le’aDESIGN.TOKYOを設立した。
COMPANY DATA
- 住所
- 東京都世田谷区
- URL
- https://lea-design.tokyo/
石黒 女性が社会でより活躍できるように支援していらっしゃる山崎社長。起業のきっかけからお聞かせください。
山崎 私はシングルマザーとして娘2人を育てながら、主に大規模なシステム開発プロジェクトを担当し、マネジメント経験も積ませていただきました。当時は仕事と育児に追われ、毎日を生きていくだけで必死でした。そんな生活の中で「女性の自立」や「自分らしい生き方」について考えるようになり、「いつかそうした悩みや課題を解決するための仕組みをつくりたい」と思うようになりました。そんな想いを形にするために2024年にこの会社を設立しました。
石黒 なるほど。ご自身が仕事と子育ての両立で苦労されてきた経験から、同じ悩みや課題を抱える女性のための事業を立ち上げられたのですね。現在はどんなサービスを展開されているのですか?
山崎 私たちは、ライフステージの変化でこれまでのキャリアを断念した方、今後のキャリアに不安を感じられている方々に、生き生きと活躍いただけるフィールドを提供したいと考えています。一方で多くの企業や実際のプロジェクト現場では人手不足が深刻化しています。こうした課題の解決のためには、ハイスキル人財の掘り起こしと多様性への理解が必要です。キャリアもスキルも生活環境も異なる人財を「ONE TEAM」としてプロジェクトにアサインすることで、1人月の価値を最大限に高める。これがLDTの価値提供の考え方です。
石黒 それはユニークですね!個を尊重しつつ、1人月を超える高いパフォーマンスを発揮できるなら、企業にとってもかなり嬉しいサービスになりそうです。
山崎 実際、この「ONE TEAM」によるプロジェクト支援は、クライアントからもメンバーからも高い評価をいただいており、増員や案件拡大にもつながっています。
石黒 ただ、なかなか最初の一歩を踏み出せない女性も多いと思います。
山崎 おっしゃるとおりです。そこで当社は独自の「WORK DESIGN PROGRAM」を導入し、一人ひとりが自分のスキルや価値を再認識し、強みを生かしてその人らしいキャリアを築けるようお手伝いしています。また、そうした繋がりの中で、その方の人柄や価値観なども理解し、最適なプロジェクトにアサインできる様にしています。
石黒 山崎社長のもとでなら、多くの女性が生き生きと働けそうです。今後のビジョンについてはいかがですか?
山崎 女性活躍推進の停滞や少子高齢化、労働力不足といった社会課題を解決し、日本経済を活性化すること。一人ひとりが個々の能力に見合った職場環境で自分らしく活躍し、自立して生きていける環境をつくり上げることが私たちの目標です。仕事も結婚も子育ても、すべてをあきらめることなく女性がさまざまな領域で輝ける世の中を目指して、これからも一歩ずつ前へ進み続けます。

GUEST COMMENT
石黒 彩
シングルマザーで希望する仕事ができず悔しい思いをしていたり、将来の結婚、出産をどうするか悩んでいる女性は私の周りにもいます。そのような女性が活躍できる社会をつくるために挑戦されている山崎社長。小さな歩みをいずれは大きなうねりに変えて、女性たちが進む道を明るく照らしてください。