注目企業インタビュー
経験と信頼を土台にした多角化戦略で躍進
加盟者視点から生まれた新時代のFCモデル
嶋 初めての方でも安心して利用できますね。太陽光事業はいかがでしょうか?
坂井 太陽光パネル・蓄電池の販売は、2025年5月からフランチャイズ本部として事業を開始し、すでに数社が加盟しています。売り上げ単価が高く、今後ますますニーズが高まる市場だと見込んでいるので、特に力を入れていますね。
嶋 これまではフランチャイズに加盟する側でしたが、フランチャイズを展開する側にも立たれたわけだ。
坂井 はい、加盟してきた経験があるからこそ、加盟する側が何に困っているか、何を求めているかがよく理解できます。また、太陽光業界一筋でキャリアを積んできた田中の存在も大きいです。
嶋 田中さんは太陽光事業のスペシャリストなのですね。
田中 私は20歳から約15年間、太陽光事業に携わってきました。販売や施工はもちろん、工事を円滑に進めるための交渉や施工管理の経験も積んできたので、提案から施工まで、お客様に最適なアドバイスができると自負しております。
嶋 それは心強いですね。田中さんが考える他社に負けない強みは何でしょう?
田中 WEBマーケティングです。太陽光パネル・蓄電池は訪問販売の割合が多く、ネット販売を行っている企業はまだまだ少ないので、当社はその分野において際立っていると思います。
嶋 加盟する側の立場がわかり、訪問販売主体の業界でネット販売を行うとは、まさに新時代のフランチャイズモデルですね。お二人の強みが合わさった質の高い事業ということが、よくわかりました。
坂井 ありがとうございます。それらの強みがあるからこそ、自信を持ってサービスをご提供できています。
多様な業者と連携し年商10億円を目指す
嶋 今は本部側としてフランチャイズを展開されている坂井社長。立場が変わってどのように感じますか?
坂井 責任の重さを実感しています。加盟金やロイヤリティをいただく以上、「売れる仕組み」を確立しなければなりません。従業員の方々の人生を背負うことにもなるので、正直、寝られない夜もあります。でも、だからこそやりがいも大きいですし、私自身、休みがなくても気にならないタイプなので、とことんやり切る覚悟です。
嶋 その責任感も、加盟経験があるからこそ抱けるものなのでしょう。業者の方々も信頼して加盟できるに違いありません。今後に向けては、どんな目標を持っていますか?
坂井 1つの節目として「年商10億円」を目指しています。一方、個人的な夢はジムをつくること。私自身筋トレが好きなので(笑)、大手のような24時間営業のジムをオープンしたいです。
田中 私は太陽光事業を軌道に乗せて、フランチャイズ店舗を10店舗は増やしたいですね。そして全国展開し、さまざまな業者さんとアライアンスを組んで一緒に売り上げを拡大し、お客様の満足度をさらに高めていきたいです。
嶋 お客さんにも加盟希望者さんにも誠実で実利ある提案を届けていきたい――そんな思いが伝わってきます。
坂井 安い商材を無責任に売るのではなく、長期的に価値のあるものを届ける。それが私たちの信念です。これからも質の高いサービスを提供し、信頼を裏切らない運営を続けていきます!

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GUEST COMMENT
嶋 大輔
坂井社長と田中さんのお話をうかがって、若くして挑戦を重ねてきた行動力と向上心に感銘を受けました。フランチャイズに加盟する側・される側の両方を経験している坂井社長と、太陽光業界一筋で豊富な知識を持つ田中さんは、素晴らしいコンビです。目標に向けて進み続ける姿が本当にかっこいい!お二人が描く未来の到来を、私も楽しみにしています。