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注目企業インタビュー

スピーディかつハイクオリティな提案を<br />
現場の『自動化』導入で効率化を叶える<br />

製造・技術

スピーディかつハイクオリティな提案を
現場の『自動化』導入で効率化を叶える

マテレッジ 株式会社
代表取締役 谷口 豊

PROFILE

京都出身。中学校卒業後、工業系の高等専門学校に進む。卒業後は大手産業機器メーカーNKE(株)に入社。20年以上にわたり、産業機械装置の開発や製造に携わる。同社に所属しながら、新しいニーズに対応するべく2024年にマテレッジ(株)を創業した。

COMPANY DATA

マテレッジ 株式会社

住所
〒610-0202
京都府綴喜郡宇治田原町緑苑坂22-2
URL
https://mateledge.co.jp/

産業機械の装置の開発や製造を手がけるマテレッジ(株)。代表取締役の谷口氏は、大手産業機器メーカーで20年以上にわたり開発・製造に携わってきた人物だ。「ベストをお客様に提供したい」と熱く語る同氏に、野球評論家の今岡真訪さんがインタビューした。


 

新たなニーズに応えるべく独立

インタビュアー 今岡 真訪

今岡 京都府綴喜郡に事務所を構えるマテレッジ(株)さん。谷口社長は、ものづくりの世界に身を置かれてもう長いそうですね。

谷口 私は工業系の高等専門学校に入学し、卒業後は大手産業機器メーカーのNKE(株)に就職しました。NKEは製造業の現場で商品や部品を搬送・ハンドリングするベルトコンベアなどの設備機器やモジュールを手がける企業で、私は主に産業機械の装置の開発や製造に携わってきたんです。

今岡 大手企業でご活躍されていた谷口社長が、独立しようと思われたきっかけが気になります。

谷口 長年勤める中で時代も進み、これからは新しいシーズを生み出していくことが必要だと感じるようになりました。そうして新しい商品・システムをつくっていくうえで1つの大きなテーマとなるのが「自動化」でした。

今岡 なるほど。今の立場に満足することなく、さらなる成長を求めて次の一歩を踏み出されたのですね。

谷口 はい。最初は、社内で自分の部門を立ち上げて、設備の製作・設計を請け負う形でスタートしましたが、NKEの社長と話し合った結果、企業に所属しながら会社を立ち上げる出向起業をさせていただくことになりました。ですから、実はマテレッジ(株)を立ち上げた今でも、NKEに所属しているんですよ。もう入社して20年以上になります。
 
 

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