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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

最高位の資格を持つティーチングプロが
アメリカのゴルフ理論をもとに丁寧に指導

 

3Dの画像データで自分の癖を確認

実際に福田代表のレッスンを受ける嶋さん

 それでは、気になる設備についてお聞きしたいと思います。こちらの円盤のような装置は何でしょうか?

福田 それは「ROTEXMotion」と言って、スイング中に体が流れるスエーの矯正に役立つ道具なんです。せっかくなので、嶋さんも体験してみませんか?

 もちろんです。──なるほど。ROTEXMotionに乗って打つと体の軸がしっかりして、クラブに力が伝わりますね。

福田 そうなんですよ。スイング中にスエーする方は、始動の段階で下半身が流れて上半身で戻そうとする癖が付いている人が多いです。ROTEXMotionは、股関節の可動域を全体に拡大できることが科学的に証明されています。フロアモデルに乗ると股関節回旋筋が強化されてスエーを改善でき、下半身で打つ動作を体に覚え込ませることができるんです。

 私は腰痛持ちなので、スエーするのはそこにも原因があると思います。でも、ROTEXMotionで打つと体の動きもスイングもスムーズになりますね。

福田 おっしゃる通りなんですよ。また、ゴルフの打ち方は「アームスイング型」と「ボディスイング型」の2タイプに分かれるというのが私の理論です。そのため、一人ひとり異なる体形や関節の動きに合わせた指導を徹底しています。ほかにも、スイングの軌道やボールのスピン量などの客観的なデータを、その場で視覚化して分析できる「GTRAK」を導入していまして。スイングデータをOnformアプリで3Dに変換すると、前後左右に加え上からの画像で頭の位置まで確認でき、自分の癖がわかるんですよ。よかったらこちらも試してみてください。

 ありがとうございます。――なるほど。自分のスイングがさまざまな視点で視覚化、数値化されると欠点が明確になるので、何を修正すべきか一目瞭然ですね。

福田 そうなんです。嶋さんの画像を見てアドバイスさせていただくと、もっと体の中心をボールの正面に置いてスイングしたほうが良さそうですね。普段スライスを打つことって少ないのではないでしょうか?

 そうなんですよ!左にひっかけてしまうことが多くて・・・。

福田 フックしてしまう原因は、嶋さんのボールの位置とアドレスの傾きにあると思います。また、腰痛持ちというのも関係してきますね。ですから嶋さんの場合、もっと体をボールの真ん前に置いて打つことをお勧めします。

 とてもわかりやすいです。福田代表の知識と指導力に加え、高性能な設備が合わさったレッスンは頼もしい限りですよ。
 

心理的な側面からもアドバイスを行う

 「TOMMY GOLF Lesson&Range」さんでは、変わった切り口によるアドバイスもされているとお聞きしました。

福田 はい、右脳型、左脳型のどちらなのか、文系か理系かなど、考え方や性格によってレッスンの方法を変えているんです。例を挙げると、物事をビジュアルで把握するのが上手な方には、私がスイングのお手本を見せて、まずはまねをしてもらいます。感覚を重視する方には、スイング中に体を引っ張ったり支えたりして、体の感覚で覚えてもらいます。このように、個々に合わせたアドバイスができるよう、会員さんと丁寧にコミュニケーションを取り、スポーツ歴や普段の生活で好きなものまで引き出して、レッスンに生かすことを心がけているんです。

 一人ひとりの性格や考え方を把握したうえで、その人に合ったアドバイスをしてくださるとは、まさにオンリーワンのレッスンですね。それでは最後に、福田代表の今後のビジョンをお聞かせください。

福田 USLPGAのティーチングを日本で広め、すべての人が笑顔になって楽しいと思っていただける施設にしたいです。そして、将来的には新しい指導メソッドの開発や世界の指導者との連携を図り、老若男女が楽しめるゴルフを、生涯スポーツとしてさらに盛んにしていきたいですね!

 最近はYouTubeをはじめとするSNSで、ゴルフの動画があふれています。ただ、どれが真実かわからずに自己流で練習してしまうと、変な癖が固まってしまう可能性もありますよね。ですから、正しい理論で導く福田代表のレッスンが、上達への確かな道だと感じました。これからも大勢の方にゴルフの楽しさを広めてくださいね!
 
 

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