注目企業インタビュー
介護業界で培った人を思いやる気持ちで
故人と相談者の思いをつなぐ霊視鑑定士
嶋 霊視鑑定だけでなく、幅広いお悩みに応えていただけるのですね。相談者さんと接するうえで大事にされている点についても、ぜひ教えてください。
千葉 福祉業界にいた経験をもとに、一人ひとりの相談者様の心に寄り添ったサービスを心がけていますね。こうしてサロンを構えていると、仕事や家族内の人間関係に傷ついて、ほとんど泣きだす寸前の表情で来られる方がたくさんいます。そして異口同音に、カウンセラーなどに相談したけれど誰1人助けてくれなかったとおっしゃるんです。でも、私とおしゃべりした後、帰る時には皆さん笑顔になられます。あの笑顔が見られただけで、気持ちの上では十分に満足ですね。
サロンと新たな介護事業の両立を目指す
嶋 千葉さんご自身が恩師の方に人生を変えられたように、今の千葉さんも誰かの人生を変える役割を担っているのかもしないですね。
千葉 もしそうなら、とても嬉しいです。すぐにメンタルが落ち込みそうな人には不安になったら電話してと伝えることもありますが、そうすると2日置きぐらいにかかってくるんですよ。「先生の声を聞いたら安心しました」「先生ちゃう、おばちゃんって呼んで(笑)」といったような他愛のない会話ですけれど、それでひと時でも笑顔になってくれるなら、大きなやりがいがあります。
嶋 私は誰かに悩みを相談されると、「こうしなさい」とは言わずに、本人が無意識で選んでいる答えを自覚するように持っていこうとします。ですが、千葉さんの霊視鑑定はもっと直球というか、気が置けない“おばちゃん”の元気いっぱいな励ましに、悩みが吹っ飛んでしまうようなパワーを感じますね。最後に、今後の抱負をお聞かせください。
千葉 自分の中では、このサロンでやっていることと介護の仕事の間に垣根はありません。珠光としてこれからも皆さんに笑顔になっていただく務めを果たす一方、障害のある方も孤独なお年寄りも分け隔てなく受け入れられるような介護施設をつくるのが夢なので、その実現に向けて着実に歩んでいければと思っています!
嶋 本当に一緒におしゃべりしているだけで心がほぐれて、元気にしてくれる方だと思います。過去にたくさんのご苦労をされているからこそ、多くの人の悩みに寄り添えるのでしょうね。千葉さんはまさに、悩める人々に元気を与えるパワースポットのような存在です。これからも悩める相談者さんの太陽でいてください!
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