注目企業インタビュー

サービス
介護業界で培った人を思いやる気持ちで
故人と相談者の思いをつなぐ霊視鑑定士
光徳館
霊視鑑定師 千葉 珠光
PROFILE
大阪市内出身。洋裁学校卒業後、紳士服の縫製の職に就くが、やがて介護の仕事に転職。母が重度の要介護状態となったため、家と勤務先の介護施設を行き来する多忙な日々を送る。幼少時より霊能者の才を発揮し、職場での縁から出会った恩師の導きによりその力を磨いて、霊視鑑定師として活動を開始。大阪市内に霊視鑑定のサロンである「光徳館」を開いた。
COMPANY DATA
光徳館
- 住所
- 〒 553-0002
大阪府大阪市福島区鷺洲1-2-11 - URL
- https://kokoronoyakatajyuko.com/
偶然出会った恩師により霊能者として開眼

インタビュアー 嶋 大輔
嶋 今回は大阪市内にある霊視鑑定のサロン「光徳館」さんにお邪魔しています。まずは千葉珠光さんが霊能者として歩みだすまでの経緯から教えていただけますか?
千葉 私は洋裁学校を卒業して、最初は紳士服の縫製の仕事をしていました。しかし父が早くに他界し、体の弱かった母がいずれ要介護状態になるのを見越して、介護職に転身したんです。その後、実際に母の世話と介護の夜勤を並行してこなす生活になり、私も腎臓に持病があるので周りから心配されましたが、インスリンを打ちながら、毎日必死に働いていました。恩師に出会ったのは、ちょうど母の一回忌が済んだ頃のことだったんです。
嶋 その恩師の方から、霊視の手ほどきを受けたのですか?
千葉 いえ、私は幼い時から霊が“視える”子だったんです。それが理由でいじめにも遭いましたので、誰にも打ち明けない時期もあったのですが、介護施設で同僚になったのがたまたま恩師の奥さまで、ある日突然「あんた、視える人やろ。なんで隠してるの?」とおっしゃって。それが恩師との交流につながりました。
嶋 それは素晴らしい出会いですね。私にも恩師といえる方がいます。それまで何も考えずに遊んでばかりいた私をスカウトして、芸能界という華やかな世界に引き入れてくださいました。そういう人生の分岐点をつくってくれる人の存在は、ほかの何ものにも代え難いですよね。
千葉 嶋さんのおっしゃる通りだと思います。私も恩師から指導を受けて以降は、霊視のオン・オフを自分でコントロールできるようになったんです。それまではずっと“視えている”状態だったから、映画の台詞が別のぜんぜん違う声にかき消されたりして、結構苦労したんですよ。
傷つきやって来る相談者を笑顔にしたい
嶋 それにしても、千葉さんは大変な苦難を経験されてきたと思われるのに、こうしてお話ししていても、すごくお元気で、そのご苦労を感じさせないですね。
千葉 ありがとうございます。2021年から人工透析を受けていますが、この通り体も丈夫ですしね。元気なのは昔からで、介護の夜勤で滋賀県まで通っていた時は、移動用の車で泊まって、起きたらまた働くようなことも平気でしていたんです。しかし、次第に私の腎臓が悪くなり、長年主治医の腎臓内科の横山先生という方に診ていただくことになりました。その際には、「目に視えないのが視える、その力をしんどい人を助けるために使うのだから、自分を大切にして透析をしながら元気に鑑定をして行って欲しい。頼むから透析をしてほしい」と、彼が泣いておっしゃってくれたんです。そこで透析をすることを決意し、今の私がいるんですよ。
嶋 千葉さんのお体のことを気遣ってくれた大切なご縁に導かれたのですね。霊視鑑定とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
千葉 「亡くなった方ともう一度話したい」という相談者様の思いに寄り添い、故人様からのメッセージをお届けしています。生前の思い出や今伝えたいお気持ちなどをくみ取り、そのまま相談者様にお伝えしているんですよ。何より「明るく楽しい霊視鑑定」をモットーにしていて、相談者様に安心していただけるような朗らかなコミュニケーションを大切にしています。他にも、建物の浄化やお子さまの命名、お香の販売なども行っています。費用をわかりやすく提示していますので、安心してご利用いただけると思います。
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