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Challenge+(チャレンジプラス)

注目企業インタビュー

褒める指導でIQ、EQ、HQを伸ばす!
子どもの自己肯定感を高めるピアノ教室

 

脳育と知育で子どもの能力を伸ばす

 第二の人生のスタートを切られたという感じがして、とても素敵です!では、レッスンの内容についても詳しく聞かせてください。

松野 当教室は「集中力、忍耐力、表現力を養えるスクール」をコンセプトに掲げ、「ピアノコース」では3歳からが対象の個人レッスンをご提供しています。また、私が現在特に力を入れているのは、「こども脳育×知育音楽協会®︎」認定講師の資格を取ったうえで2024年から始めた0歳からの「脳育×知育®音楽コース」なんです。

 音楽によって脳育ができるのですか。とても興味深いです。

松野 脳科学に基づいた脳育・知育メソッドで脳を活性化させ、IQ(知能指数)、EQ(心の知能指数)、HQ(人間力指数)を高めていくのが当コースの特長で、「褒めてプラスの感情を高め、音楽を通じて子どもの能力を伸ばす」という独自のメソッドに基づきレッスンを行います。例えば「絶対音感」は生まれたばかりの子どもなら誰でも持っているものですが、社会の中でさまざまな音を聞くと0歳~6歳までにその能力が失われていくんです。ところが絶対音感トレーニングで絶対音感を保つとIQが上がると証明されています。

 脳の機能を活性化する。そんなイメージでしょうか。

松野 おっしゃるとおりです。さまざまなレッスンの中で「よくできたね」「すごいね」と褒めながら、スモールステップを積み重ねることで、子どもたちは自信を持って才能を伸ばしていくことができます。昔はピアノ教室の先生と言えば「怖い」「厳しい」という印象だったと思いますが、叱ったり怒ったりしなくても子どもはしっかり成長するということを、私は活動を通じて実感しているところです。

 聞いたところによると、ピアノを習っている子どもは難関大学の合格率が高いらしいですよ。音楽が脳を活性化させ能力を高めるのは間違いないと私も思います。また、松野代表はピアノだけでなく大正琴の指導もしていらっしゃるとか。

松野 ええ。当教室では「こども大正琴サークル」の活動を展開し、発表会や地域のイベントへの参加を通して、大正琴の魅力を世代間で共有しています。人材を育てることが目的のサークルなので、授業料はいただいておりません。大正琴は楽譜が読めなくても弾けますし、ピアノと違ってどこへでも持ち運んで演奏できます。また、子どもたちにとっては友だちとアンサンブルが楽しめるのも、大正琴の素敵なところなんですよ。
 
 

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