注目企業インタビュー

サービス
くせ・くさみのまったくない至極の味わい
本場・熊本の新鮮な馬肉を堪能できる大阪の名店
極上馬刺し 黒桜
代表 村木 卓真
PROFILE
47歳。20歳から父が経営する機械関係の会社に勤務。40歳を迎える手前、本場・熊本県の馬肉を取り扱う精肉店の社長と知り合い、新鮮な馬刺しを口にしてそのおいしさに取りつかれる。専門店の開業を決意し、現地直送で新鮮な馬肉料理を楽しめる「極上馬刺し 黒桜」を2019年にオープンした。
COMPANY DATA
極上馬刺し 黒桜
- 住所
- 〒 599-8274
大阪府堺市中区宮園町2-11 - URL
- https://www.instagram.com/basasi.kokuou/
一口で魅力の伝わる馬肉のおいしさ

インタビュアー 今岡 真訪
今岡 本日は堺市中区の「極上馬刺し 黒桜」さんにおじゃましています。落ち着いた隠れ家のような空間で、大阪では珍しい最高の馬肉料理が味わえる専門店とのこと。私は馬肉が好きですのでお話を伺うのが楽しみです。それではまず、村木代表が飲食業を始めたきっかけを教えていただけますか?
村木 堺市で生まれ育った私は、20歳から父が経営する機械関係の会社で働き始めました。そうして40歳を目前にしたある日、本場・熊本県の牧場と契約し馬肉を取り扱っている精肉店の社長さんと知り合ったんです。そこで馬刺しをいただいたところ、あまりのおいしさに言葉を失い、「自分で専門店を立ち上げよう」と決意して、2019年に当店を開業しました。
今岡 馬肉の魅力に取りつかれて、すぐにお店を開こうと決められたのですね。やはり「極上馬刺し 黒桜」が仕入れる馬肉は、特別な味わいなのでしょうか?
村木 ええ。馬肉は冷凍で流通させるのですが、その際にうま味が破壊された細胞と一緒に「ドリップ」として流れていってしまう可能性があるんです。しかし、当店の仕入れている精肉店は特殊な製法により、そうしたドリップが発生せず、鮮度の高い馬肉を直送することができるんですよ。また、大阪にも単品で馬刺しを扱う居酒屋はありますよね。中でも当店では専門店として、現地でしか食べられないような希少部位を独自のルートで確保しているんです。
今岡 「極上馬刺し 黒桜」さんだからこそ味わえる馬肉、というわけですね。馬肉を口にする機会はなかなかありません。でも、食べるとすごいおいしいんですよね。
村木 そうですよね。馬肉は脂の融点が低く溶けやすいため、口の中に入れた瞬間から甘みが広がるところが特長です。高たんぱく低カロリーで栄養価も高いので、当店にはアスリートのお客様も頻繁にお見えになるんですよ。また、美容にも良いので、女性にもお勧めです。
今岡 野球選手の体作りにもぴったりですね。馬肉というと少しくせがあって、それが気になっている方もいますよね。
村木 当店の馬肉は、くせやくさみがまったくないんです。一度食べていただけると、他の馬肉との違いがはっきり分かると思います。
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