注目企業インタビュー
外科、内科から訪問診療まで
患者の心に寄り添う町の医院
外科、内科、小児科など幅広く診察
亀山 幼少期の頃からお父様の背中を見て育っていたとのことですが、樋口院長は子どもの頃から医師を目指していたのでしょうか?
樋口 そうですね。幼稚園の頃のアルバムなどにも、将来の目標として医師になりたいということは書いていました。何より、子どもの頃から父の診察を見てきて、患者様に寄り添うその姿に強く引かれていたんです。本格的に医師になろうと決意した私は埼玉県の大学を卒業して京都に戻り、父も勤めていた京都府立医科大学附属病院で、父の教え子だった先生の指導を受けました。
亀山 医師としてお父様の思いを後世に残したいという思いが伝わってきます。その後、樋口医院に戻ってこられるまでの道のりもぜひおうかがいしたいです。
樋口 京都府立医科大学附属病院で1年を過ごした後は、福知山市の病院に3年ほど勤務し、再び京都府立医科大学附属病院で6年間勤め、当院へ戻ってきました。当院を本格的に引き継ぐまでのわずかな期間ではありましたが、父と一緒に働くことができたのは本当に貴重な経験になりましたね。
亀山 子どもの頃と医師になってからとでは、同じお父様の姿でも大きな違いを感じるものなのでしょうね。では、あらためて樋口医院さんの診療科目について教えてください。
樋口 当院は一般外科、消化器外科、移植外科などの外科項目から、一般内科、循環器内科、腎臓内科といった内科項目まで、地域のかかりつけ医として欠かせない診察に対応しています。加えて小児科、整形外科、放射線科、泌尿器科なども診ておりまして、個々の条件に合わせたできる限り負担の少ない治療をご提供しています。外来診療の時間は9時から12時と17時から20時まででして、休診日は水曜・日曜・祝日の全日に加え、月曜・木曜・土曜の午後となっています。また、父の代から続けている当院最大の特徴である訪問診療については、当院から半径15km以内を対象に万全の体制で往診にうかがっているんです。