注目企業インタビュー
元国税局職員の税理士が経営をサポート
経理の見直しに税務調査の知識を生かす
畑山 当然だと思います。節税のことはもちろん、「自分ではしっかり納税しているつもりだけど正しくできているか不安」という経営者の方も多いでしょうから、税務調査のことを知り尽くしている税理士さんというのは、経営者にとってこの上なく頼もしい存在だと思いますよ。
橋本 そう感じていただけるよう、私も自分の強みをアピールしているところです。ボクシングで例えるなら、次に相手が右を打ってくるとわかっているから、どう避ければ良いかもわかるというのが、私の税務調査への対応の仕方になります。避けるとは、もちろん何かを隠したりごまかしたりするのではなく、調査に対して明確に説明ができるようにしておくということです。よく誤解されるのですが、調査が来ること自体を恐れる必要はありません。納税の仕方が正しいかどうかは税法で判断しますが、微妙なケースについては調査が来た“当日”に決まります。そこで国税局が納得すれば、以後はそれが正解になるからこそ、税理士の知識量や説明の的確さが大事になってくるわけです。
畑山 それならなおさら、経営者にとっては信頼できる税理士さんと出会えるかどうかが重要ですね。
橋本 はい。企業様の顧問を任せていただけたら、期待の100%を上回るサービスをご提供して、信頼を勝ち取りたいと思っています。
畑山 開所から約半年が経過したところですが、お仕事をされる中でどんな時に充実感を味わっていますか?
橋本 すでにいくつかの確定申告を終えましたが、経営者様から「ありがとうございました」と言っていただいた瞬間に、国税局時代にはなかった喜びを感じました。経営者様に寄り添い、一緒に頭を悩ませながら決算を組んでいく仕事には大きなやりがいがあります。まだまだ駆け出しではありますが、思い切って独立して良かったと思っています。これからも多くの企業様の税務に貢献できるよう、全力を尽くしてまいります。

GUEST COMMENT
畑山 隆則
私も過去に税務調査を受けた経験があり、ただの調査とはいえやっぱり緊張しました。だからこそ、橋本さんが国税局でシビアな現場も経験されていると聞き、こんな税理士さんが味方でいてくれたらどれだけ心強いだろうと思いました。攻め方がわかれば守り方がわかるのはボクシングも同じ。百戦錬磨の橋本さんと出会えた経営者の方は幸運ですよ!