PROFILE

岐阜県出身。弁護士を志し東京大学法学部へ進学。法科大学院を修了し、司法試験に合格する。2014年から大阪を拠点とする大手弁護士法人に勤務し、2016年には新規開業した埼玉支部の支部長に就任。2024年7月に独立し、「藤垣法律事務所」を立ち上げた。

COMPANY DATA

石黒　まずは、藤垣さんが弁護士を目指されたきっかけを教えてください。

藤垣　最初は明確なビジョンがあったわけではなく、法律に携わる仕事に何となくかっこいいイメージを抱いて、その憧れから東京大学の法学部へ進学したんです。その後は法科大学院まで進み、司法試験合格後は大手弁護士法人に就職して大阪と埼玉の事務所に勤務しました。

石黒　実際に弁護士になられて、抱いていたイメージとの違いはありましたか？

藤垣　事件をスマートに解決するというよりは、さまざまな事情でお困りの方をマイナスの状態から引き上げるお手伝いをするのが、弁護士の役割なんだと実感しました。その中で、多くの方をより柔軟に、かつ幅広くサポートできる専門家でありたいという思いが芽生え、弁護士登録から10年の節目である2024年に、当事務所を開業した次第です。現在は前職から得意としていた刑事事件や交通事故に関するご相談に加え、地元でご活躍されている企業・個人様の顧問も務めさせていただいております。

石黒　弁護士として活動される中で、藤垣さんが日頃から大切にされているポリシーがあればぜひお聞かせください。

藤垣　私が最も重視しているのはスピードです。ご依頼者様の基本的なご要望は、法律問題の迅速な解決――その実現に向けて全力を尽くすのが弁護士のあるべき姿であると私は考えています。だからこそ、ご相談いただいた際にこちらでボールを持ち続けるようなことはしないですし、投げ返すまでのスピード感については誰にも負けないと自負しているんです。

石黒　抱えている問題を一刻も早く解決して安心したいという依頼者さんの気持ちに寄り添っていらっしゃるのですね。素晴らしい姿勢だと思います。

藤垣　ありがとうございます。また、皆様が「弁護士への相談を通じてどのようなことが実現できるのか」ということを具体的にイメージできるご案内をすることも心がけています。ご依頼いただいた場合は、その後どんな風に話が進むのかをわかりやすくご説明しますし、お話をうかがったうえで弁護士に依頼する以外の方法をとったほうが良いと思った場合には、最適な相談先をご案内させていただいております。

石黒　こうしてお話ししていても藤垣さんの真摯なお人柄が伝わってきます。依頼者さんからの信頼も厚いのでは？

藤垣　そう言っていただけると嬉しいです。独立したことで、私という個人を信頼していただけている実感を得られる機会も多く、それがやりがいになっています。今後は地域の方々や企業の皆様との絆をますます強くして、「大宮の弁護士なら藤垣法律事務所」と言っていただける存在になりたいですね。一方、法律問題は場所を問わず起きるものなので、全国の案件に対処できるよう、事務所の規模も少しずつ拡大していこうと思います。

GUEST COMMENT

石黒 彩

物腰が柔らかく、お話をしているだけでほっとするお人柄が魅力の藤垣さん。弁護士事務所への相談はハードルが高いと感じる人も多いでしょうが、藤垣さんになら安心して悩みを打ち明けられそうです。今後も埼玉の地に根付き、たくさんの方のお困りごとを解決してください。さらなる飛躍を期待しています！