注目企業インタビュー

建設
安さと高品質を両立したリフォームを実現
観光業や遺品整理も見据える気鋭の起業家
株式会社SALVATORE
代表取締役 髙井 椋也
PROFILE
1996年生まれ。外国人の訪日旅行ガイドになることを志し、コミュニケーション力を磨くために住宅リフォーム会社で訪問販売に携わる。2024年9月に(株)SALVATOREを設立し、リフォームを柱に、今後は観光業や遺品整理業、映像制作、SNS運用などにも進出を計画中。現在社員20人を抱え、さらに増員を予定している。
COMPANY DATA
- 住所
- 〒153-0064
東京都目黒区目黒2-1-18
目黒第一花谷ビル702 - URL
- https://www.salvatore-japan.com/
(株)SALVATOREは、リフォームで住まいの理想をかなえる会社。受注1件当たりのコストを抑え、質の高い工事と両立しながら好業績をあげることで業界に新風を吹き込んでいる。新事業にも意欲的な髙井椋也社長に、タレントの嶋大輔さんがインタビューした。
理想をかなえるリフォームの救世主
嶋 リフォーム業をメインに、観光や遺品整理の分野への進出も見据えていらっしゃるという(株)SALVATOREさん。まずは、髙井社長が起業を決意された経緯からお聞かせいただけますか?
髙井 最初のきっかけは、19歳の時に見たテレビ番組でした。カンボジアの首都プノンペンのゴミ捨て場「ステミンチャイ」で、ゴミ山から拾い集めた物をお金に換えて生活している子どもたちの姿が映し出され、衝撃を受けると同時に、自分がいかに恵まれた環境にいるかがわかって。自分で頑張ればどうにでもなる人生なんだから、しっかり頑張って、皆を救わなければと、そこで社長になることを決めたんです。
嶋 厳しい環境にいる人と自分を比べて、行動につなげられるのが素晴らしいですね。お仕事としてリフォーム業を選ばれた理由は何だったのですか?
髙井 初めは、日本にやって来る外国人観光客のガイドになりたいと思い、都内の観光協会を訪ねてどうすればなれるか直接聞いたんです。すると、語学力だけでなく、日本の歴史や地理の知識も踏まえながら初対面の人とも話せるコミュニケーション力が必要だと言われまして。それならばお客様のもとに自ら足を運んでお会いする営業職が良いだろうと思い、リフォーム会社に就職して3年ほど訪問販売の経験をみっちりと積んだうえで、当社を立ち上げた次第です。
嶋 なるほど、ご自身の将来から逆算して一歩ずつ前進されてきたのですね。ちなみに、社名の由来は?
髙井 イタリア語で「救世主」を表す言葉です。今、日本のリフォーム業界は、費用を抑える代わりに雑な工事で我慢するか、その逆か、お客様に2つの選択肢しか与えられていないと感じます。そんな中で、当社が安い費用で理想のリフォームを実現する救世主となるために、この社名を選びました。
1 2