PROFILE

高校卒業後、地元の自治体で公務員として勤務。結婚を経て2児の母となる。40歳手前で病気を患ったことをきっかけに、健康について考えるように。趣味として施術を習った後、本格的に講習を受け、2024年8月に「relacher（ルラシェ）」をオープンした。

COMPANY DATA

　
宮地　まずはインコさんの歩みからお聞かせいただけますか？

インコ　私は長年、地元の自治体で公務員として働いていました。ただ、頭に疾患を患ってしまい、手術を受けることになりまして。そのことをきっかけに、医療や健康に関しての情報を集めるようになったんです。最初は施術も趣味で習っていたものの、せっかくなら自分の好きなことを仕事にしようと思い、退職して女性向けのサロンをオープンしました。

宮地　ホームページを拝見したところ、施術方法も独特ですよね。「モルフォセラピー」というのは初めて耳にしました。

インコ　モルフォセラピーは、美術家の方が発見した施術なんです。背骨が左にズレることで、左半身の形態と知覚に現れる規則性をもった現象を「アシンメトリー現象」といって、腰痛からがんまで、さまざまな疾患の原因となっています。そのズレを矯正していくのが、モルフォセラピーなんです。

宮地　きっと、スマホの普及やデスクワークなどによる姿勢の悪化も、体のズレやゆがみの原因ですよね。ですから、多くの人が自分でも気付かないうちに疲れを溜めてしまっていると思います。実際にはどのような施術になるのですか？

インコ　卵が割れないくらいのソフトな力で骨や骨盤のズレを整え、筋肉の硬直を緩めて、血管や神経の巡りを安定させていきます。一回の施術で力がふっと抜けて体が軽くなり、緩んでいくのを感じることができますよ。また、当店ではモルフォセラピーのほかに近赤外線と音響振動を取り入れた「グロッティ」というケアも行っていて、光と音で血行促進と細胞の若返りを図っていくんです。

宮地　どちらも珍しい施術法ですよね。とても興味があります！

インコ　よかったら宮地さんもグロッティの施術を受けてみませんか？

宮地　ぜひお願いします─痛みはまったくないのですが、奥まで振動が届いているのを感じますね。なんだか指の先がポカポカしてきました！

▲ 近赤外線と音響振動による施術「グロッティ」を体験する宮地さん

インコ　血管が緩んで、末まっしょう梢まで血液が行き届いている証拠ですね。なかなかそこまで感じられる方は少ないので、宮地さんはかなり感度が高いと思います。

宮地　体の調子が整うと心も整うので、周りの人に対しても優しく接することができるような気がします。

インコ　おっしゃる通りです。将来的には、海の見える場所にサロンを開き、溜まっているものを全部吐き出して、身も心もリラックスできるようなプライベートサロンをつくりたいですね。
　

GUEST COMMENT

宮地 真緒

体に疲れが溜まっていると、ついついイライラしてしまうもの。そんな時にふっと体を緩めてくれる「relacher」さんのような場所があると、心に余裕が生まれて自分はもちろん、関わる人たちもハッピーになれると思います。今後もぜひ多くの方を笑顔にしていってください！