注目企業インタビュー

サービス
イベント開催で宝塚の地域活性化に寄与
世代を超えたコミュニケーションを生み出す
特定非営利活動法人 宝塚メディアネットワーク
理事長 宮脇 英明
PROFILE
大学卒業後、幸福相互銀行に就職し、20年以上にわたり勤務。その後、複数の金融機関や、通信会社、神戸市役所など、幅広い分野でさまざまな業務に携わる。国勢調査の調査員を務めた際に、宝塚市には独居の高齢者が多いということを知り、地域住民の世代を超えたコミュニケーションを実現するべく、(特非)宝塚メディアネットワークを立ち上げた。
COMPANY DATA
特定非営利活動法人 宝塚メディアネットワーク
- 住所
- 〒665-0861
兵庫県宝塚市中山寺3-3-12
津乃国屋マンション 202 - URL
- https://www.takarazuka-kiduna.org/
https://www.instagram.com/takaratiikikasseika/
地域住民が交流できるコミュニティを

インタビュアー 濱中 治
濱中 本日は兵庫県宝塚市の(特非)宝塚メディアネットワークさんにおうかがいしています。はじめに、宮脇理事長のこれまでの歩みからお聞かせください。
宮脇 私は大学を卒業後、幸福相互銀行に入職し20年以上勤めました。その後は、複数の金融機関や、通信会社、神戸市役所など、さまざまな仕事を経験してきたんです。
濱中 なるほど。特定非営利活動法人を立ち上げられたのは何かきっかけがあったのですか?
宮脇 20年ほど前、国勢調査の調査員を務めたことがあったのですが、たまたまこの地域が私の担当だったんです。調査を進める中で、宝塚市は地域の高齢化が進んでおり、独居の高齢者の方も多いということを知りまして。それをきっかけに、「地域の方々が世代を問わず交流できるコミュニティをつくりたい」という気持ちが芽生え、2012年に当法人を立ち上げました。
濱中 「地域のために」という使命感から立ち上がられた、と。素晴らしいと思います。具体的にはどのような活動をされていらっしゃるのですか?
宮脇 婚活イベントや、文化・芸能イベントの企画運営を行っています。また、親子3世代で楽しめるイベントも主催していますよ。私たちの活動目的は「地域活性化」です。活動を通じて、地域の方々の「きづな」づくりや、世代を超えた交流の場を提供していきたいと思っています。
濱中 「きずな」ではなく、き「づな」なのですね。やはり、「綱」から来ているのでしょうか?
宮脇 その通りです。イベントに来てくださった方々の間につながりができて、そのつながりが寄り集まり太い「綱」になれば嬉しいなと考えているんですよ。その綱を徐々に太くして、広い範囲に広げていくことが私たちの目的です。それが地域活性化につながると信じているんです。
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