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注目企業インタビュー

古き良き日本の趣と最新の防犯設備が魅力<br />
宿泊料金を抑えて観光を満喫できる民泊

サービス

古き良き日本の趣と最新の防犯設備が魅力
宿泊料金を抑えて観光を満喫できる民泊

合同会社 ミッちゃん
代表社員 佐藤 武

PROFILE

大阪市東淀川区出身。高校を卒業後、ガソリンスタンドに就職した後、親戚が経営する自動車整備工場に勤める。自動車整備士の資格を取得し、その後はダンプカーのドライバーや土木工事も経験。2000年から福祉に関する物件のリフォーム事業をスタートし、西成の路上生活者に安心して住める住居を提供。やがて民泊に興味を持ち、仲間たちと協力し2024年12月に民泊「Rak」をオープンした。

COMPANY DATA

合同会社 ミッちゃん

住所
〒660-0052
兵庫県尼崎市七松町3-19-16

観光地からほど近い大阪市西成区の「Rak」は、古い家屋を改装したとは思えないほどリーズナブルで快適な民泊だ。運営する(同)ミッちゃんの佐藤武代表をはじめとする仲間の「お客様の笑顔を見たい」という情熱に、野球評論家の今岡真訪さんも惜しみない賛辞を贈っていた。


 

建築仲間と協力し民泊「Rak」を開業

インタビュアー 今岡真訪

今岡 大阪市西成区の民泊「Rak」を運営する(同)ミッちゃんさん。本日は佐藤武代表と、弟でセキュリティ担当の毅史さん、さらに建築を担当した協力業者の村上憲二さんにお話をうかがいます。まずは、佐藤代表の歩みから教えていただけますか?

佐藤(武) 高校で建築について学び、卒業後はガソリンスタンドに就職しました。その後、親戚が経営する自動車整備工場に勤め、もともと車やバイクを整備することが好きだったこともあり、自動車整備士の資格を取得したんです。その中で、毎日整備に来るダンプカーのドライバーさんに誘われて、土木関係の仕事に転身しました。2000年には福祉に関する物件のリフォーム事業をスタートし、数年前に民泊に着目しまして。村上さんをはじめとする建築仲間と協力し、2024年12月に「Rak」を開業しました。

村上 私は父の代から続く工務店を経営していて、昔からお付き合いのあるこちらの物件のオーナーさんに、民泊をやりたいという話を伝えたところ、「村上さんなら自由にしてください」と言っていただけたので、自分たちでリフォームして民泊に生まれ変わらせました。

今岡 「Rak」さんを外から見て感じたのは、どこにでもあるちょっと古めの民家という印象でした。ところが、中に入るとこんなに広くて落ち着いたたたずまいの空間が広がっているとは、予想もしていませんでしたよ!
 
 

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